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メンタルケア
【佐々木サイド】
外来時間押しちゃったなぁ。勇人お昼は食べられたのかな苦笑。
なんとなく長くなりそうな気がするから昼食食べてから病棟戻ろう笑
あっ森田先生
昼食を注文し森田先生の隣の席が空いていたため近づいていった
佐々木「隣いいですか?」
森田「佐々木先生待ってたよ。外来押した?」
佐々木「人数多くて苦笑。来週入院結構いますよ」
森田「そうなんだ苦笑。」
佐々木「勇人の件すみませんでした」
森田「あぁ…いいよ、無理に治療したところで最後まで耐えられないっしょ。ホントすぐ殻に閉じこもるんだから」
佐々木「このあと勇人のところ行くんですけど心開いてくれますかね?笑」
森田「佐々木先生には開くんじゃない?俺は顔見ただけで逃げて行くけど笑。」
佐々木「そんな事ないですよ笑。午後治療はできるように説得してみます」
森田「よろしく笑」
・
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昼食後……
さて、勇人に会いに行きますか。
1002号室……
元は朝からずっと治療室だし、悠太はさっきロビーでゲームをしていた。つまり部屋には勇人1人……
話をするには絶好のチャンス
!!
布団をかぶって寝てるかなーって思ったら起き上がっていた
ベッドに体育座りをして窓の方をボゥーっと眺めている勇人に近づいて行った
佐々木「お待たせ、お昼は食べた?」
勇人「…食べてないです…」
佐々木「まだお腹痛い?」
勇人「ぅん……」
小さく返事をして自分の足に突っ伏し始めた。
佐々木「気持ち悪い感じはする?」
勇人「……ちょっと」
佐々木「一回お腹診察していい?」
勇人「………ぃゃ…」
佐々木「嫌なの?笑。」
勇人の斜め前にイスを持って来て座った。
佐々木「じゃあ先生とお話しだけしようか」
勇人「…………」
佐々木「昨日眠れた?」
勇人「…………眠れなかった」
佐々木「なんで眠れなかったんだろ?」
勇人「………先生…僕退院したい…」
佐々木「うん、治ったら退院させてあげるよ」
勇人「今退院させて……」
佐々木「今は出来ないよ」
勇人「じゃあ…明日…」
佐々木「病気治らないと退院許可出ないよ」
勇人「治らないよ……」
佐々木「……どうしてそう思うの?」
勇人「……元……」
佐々木「元?」
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