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欲情③

【佐々木サイド】 森田先生に呼ばれ処置室へ入ると淡いオレンジ色に照明が落とされ、森田先生に抱きつくようにもたれかかった勇人がいた。 佐々木「色々どうしたんですか?笑」 森田「さっきの治療じゃ物足りなかったんじゃない?」 佐々木「精力剤ジェル変えました?」 森田「いや、塗ってないし勃起はしなかったんだよねー。注射の副作用で性欲が出てきたんじゃない?」 佐々木「やはり副作用ですか……注射止めます?」 森田「面白いからこのままあと3回打って様子みようかな笑。」 森田先生……笑。 佐々木「分かりました…いやー…まさかの展開過ぎて笑。」 森田「これで勃起してくれたら退院なんだけど…グレード4はなかなか手強いね笑」 佐々木「そうですね… 先生立てます?」 森田「立てるよ。勇人下が裸だからタオル掛けてくれる?このまま抱えて部屋連れ行く」 佐々木「部屋まで一緒に行きますよ」 森田「よいしょ!重っ」 佐々木「先生腰気をつけて」 森田「勇人小さいから大丈夫」 午前メソメソしていたのが嘘みたいだな…… どんな手使って勇人を手懐けたんだろう…… 森田先生凄すぎる。 森田「こんな時間に寝て夜眠れるのかな」 佐々木「勇人この時間帯結構寝落ち率高いですよね」 森田「そうだねー、ちょうど昼寝したくなる時間だもんなー。治療室暖かいし」 佐々木「どうします?昼寝から起きても性欲落ちなかったら笑」 森田「付き合ってあげるかな笑。」 佐々木「さすがです笑」 森田「でも加藤先生に狙われそうじゃない?好きそうじゃん」 佐々木「あぁ…なんか想像付きますね。」

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