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特性

【竹内サイド】 佐々木先生が翼を部屋まで見送りに行ってくれ、加藤先生、森田先生と3人でチームの子の治療進捗をパソコンで確認していった。 加藤「翼はしばらく佐々木先生と竹内先生に面倒見てもらいません?笑」 森田「あれは俺ら2人はしばらく入らない方がいいよ」 加藤「ですよね笑」 …この2人が手を出せないレベルってなかなか珍しいタイプの子って事?? 竹内「何が他の子と違うんですか?」 森田「見てて分からない?あの子は発達グレーだよ。」 竹内「え!?あっ?…え?」 加藤「こだわりが強くて、新しい事が苦手なタイプ。佐藤先生に固執してるのも、極端にA班を嫌うのも彼の特性がそうさせてるんだよ」 森田「あぁいう特性ある子は俺らみたいなガシガシ強引に治療進めるタイプは合わないんだよ。 なるべく同じ時間、先生、方法で治療してあげないとパニックになっちゃうから可哀想でしょ?」 竹内「なるほど……」 先生達今一瞬会っただけで翼の特性に気づいたって事?やば…… 加藤「手懐けるのは佐々木先生の得意分野だから大丈夫でしょう。今のところ声だけ優しい人認定だけど笑」 森田「いやー、笑った。」 加藤「俺10年以上一緒にいて気が付かなかったけど、たしかに優しいの声だけの時あるわ笑。」 森田「あるある笑」 待て待て、俺そんな難しそうな子担当する自信ないぞ?? 竹内「俺、翼の相手する自信ないんですけど?」 森田「なんで?」 怖っ…… 加藤「竹内先生はそのままで大丈夫だよ」 森田「うん、下手に意識しない方がいいよ。お互い警戒しちゃうから。いいじゃん見た目からして優しそうだから」 なんかめちゃくちゃ褒めてくれる 竹内「ちょっと自信つきました」 あっ……そうだ。 竹内「話変わっちゃうんですけど、元今日精液検査あるじゃないですか」 森田「うん」 竹内「加藤先生がいないなら延期したいらしいです」 加藤「え?笑。なんで」 竹内「加藤先生抜くの上手いから気持ちいいらしいですよ」 (違う!!スッキリするだよ!! by元ちゃん) 森田「おっ笑。ご指名かな」 加藤「俺別に性欲処理してるわけじゃないんだけどな笑。」 竹内「たしかに笑」 加藤先生めちゃくちゃ嬉しそう笑

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