【元サイド】 薬２つだけ飲んであとは免除してもらえた……痛み止めもいつもより少し強いのを点滴してくれたみたいで身体がちょっとだけ楽になってきた 薬って凄いな…… 悔しいけど薬に生かされてる感じがする。痛み止めなしではもう動けないかもしれない…… 勇人「元」 ！！ 元「ん？」 背後から声をかけられゆっくりと身体の向きを変えた 勇人「今日は治療ないの？」 元「午後に検査くらい」 勇人「僕今日これから治療なんだけどさ、休みたいんだよね」 元「何かあったの？」 〜事の経緯説明〜 元「ハハハ！だから森田先生と加藤先生に休みたいなんて通用しないって言ったじゃん」 勇人「そうだけどさー、最近森田先生優しかったから僕のわがままなら聞いてくれるかなーって思ったんだもん」 元「その自信どっから出るんだよ？すげーなおまえ」 勇人「ホント優しいんだよ最近！」 元「気のせいだよ、絶対すぐケツ叩かれるよ笑」 勇人「いや…ケツは叩かれた。」 元「へ？それのどこが優しいの？勇人ドM？」 勇人「………たしかに今気づいたけど…全然優しくないかも…」 元「うん」 勇人「でもさ、元森田先生に頭ポンポンされた事ある？」 元「頭ポンポン？……記憶にはない」 勇人「俺めっちゃしてもらえるの！」 元「へぇ……あのドSが頭ポンポンねぇ。森田先生って勇人みたいなタイプ好きなんだろうね」 勇人「え！！」 元「勇人ワンコ系だもんね、素直だし。一回躾しといたら言いつけ守るし。森田先生調教好きだからちょうどいいんだよ」 勇人「なるほど！！」 元「（俺後半褒めてないんだけどいっかぁ笑） でも森田先生に恐怖心ないのはかなり気持ち的に楽だと思うよ？A班の子達森田先生と加藤先生にビビり過ぎてるとこあるし」 勇人「そっかぁ♪うん、なんか僕治療できる気がしてきた」 元「おぉ笑。行ってこい」 勇人「うん！行ってくる」 ガバっと立ち上がり部屋から出て行った きっとこういう単純で可愛いからあの森田先生も可愛がってるんだろうな笑 加藤先生いないかもって聞いて正直不安だったけど、勇人のお気楽ぶりを見てたら俺もちょっとだけ頑張れそうな気がしてきた笑 ！！？ 加藤「また脈拍速いんだけどー。 オナニーでもしてた？」 ！！！ 元「するわけないじゃん！！」