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新しい薬

【森田サイド】 佐藤先生に嘘をついた事を謝りに行かせて今日から始まる薬の話をするために隣に座らせた。 森田「ちゃんとごめんなさい言えた?」 勇人「言いました……」 森田「佐藤先生気づいてたでしょ?」 勇人「はぃ……」 森田「普通ホール課題何回以上って条件あるからA班じゃなくても誤魔化せないからね?」 勇人「はぃ。」 たしかに律のところよく行ってたから、気をつけないと構ってちゃんが発動するんだな苦笑。 森田「じゃあ気を取り直して、治療の話をしようか。」 勇人「先生…お尻痛いから治療したくないです……」 なんだと苦笑。 森田「お尻のどの辺り?」 勇人「…この辺り」 尾骨の辺りか 森田「……じゃあマッサージしてあげる」 勇人「え?」 クッションをデスクの上に置き勇人を突っ伏すように寝かせた。 森田「この辺りでしょ?」 勇人「はい……」 腰を強めに摩り、とりあえずご機嫌を取り戻すためにコミュニケーションを取ってみる事にしよう 森田「気持ちいい?」 勇人「…きもちいい……///」 ホントうちで飼ってるチワックスのフリバスにしか見えない。 …………… このまま治療の話しちゃおうかな…… 森田「今日からさ、治療の1時間前に薬飲んでもらおうと思ってるのね」 勇人「………」 森田「勃起促進剤なんだけど、勇人に効果あると思うんだ」 勇人「……ゃ…だ…♪」 あん? !! あっぶねぇ……癖でケツ引っ叩くところだった笑。 寂しい思いをさせてしまった手前、さすがにケツ叩くわけにはいかないよな苦笑。 森田「痛くも痒くもないよ?少しずつ慣らしていくし。今日飲む量なんてたったの100mlだけだよ?」 勇人「……今飲むのぉ?」 森田「今」 勇人「………(薬苦手なんだよな……)」 おっ? 森田「どう?」 薬のカップを渡すとクンクンと匂いを嗅ぎなかなか飲もうとしない苦笑。 警戒心強いな 勇人「臭い」 森田「臭くないよ笑」 勇人「………」 ペロッとひと舐めし、俺の顔色を伺いながらちびちびと飲み始めた 勇人「不味い…べゔ」 森田「頑張ってー」 勇人「…………ゴクン」 よしよし、いい子いい子笑。 森田「はい、頑張りました」 よほど不味かったのか念のため置いておいたお茶をガブガブと飲み始めた 森田「じゃあ1時間後ね?佐々木先生が治療してくれるから頑張ってね」 勇人「佐々木先生!!」 嬉しそうだな 森田「甘えてギブアップしないでね」 勇人「はーい」 やれやれ……苦笑。

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