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お説教
【元サイド】
加藤先生説教長いなー。。。
律「今度から気をつけるから許して★」
加藤「気をつけるじゃないの、もう入っちゃダメ」
律「はーい」
律君と2人でごめんなさいをしてナースステーションを出ようと振り返った瞬間に手首を掴まれた。
加藤「元ちゃんはまだだよ?笑」
えっ……
元「なんで……」
加藤「点滴はどうしたのかな?」
あぁ……その件ですね。
律「……元、後でねぇ…」
元「ぅん」
加藤「針は抜かなかったんだね」
元「……ぅ…ん…」
なんかさっきは律君もいたから心強くて強気だったけど、1人で説教受けるのはちょっと怖いな。
加藤「律いなくなったら大人しいじゃん」
元「そんな事ない……」
加藤「元気になってきたのはいいけどルールは守らなきゃダメ。点滴触っていいんだっけ?」
元「……ダメ…」
加藤「なんで外しちゃったの?」
元「邪魔だったから……」
加藤「何を点滴中だったか分かる?」
え。
元「分かんない……」
加藤「ホルモン分泌を安定させる薬」
めちゃくちゃ大事じゃん……
加藤「君はまだ治療中なの。完全には治ってないんだからね?またキツイ治療する?入れようと思えば集中治療室2人入れるからね?」
元「…したくない……」
加藤「そうだよね?もうしない?」
元「はぃ……」
加藤「じゃあお仕置きしたら許してあげる」
へ?
加藤「ちょうど新しい器具のサンプル来てたから誰か被験者にしようと思ってたんだよね」
げー。
ルンルンで段ボールをパソコン台の下から取り出してテーブルに器具を並べ始めた
加藤「どれがいい?」
どれも嫌なんだけど
げー。バイブだけで何種類あるんだよ
これとか太いしゴツゴツしててめちゃくちゃ痛そう。。。
加藤「どれにしようかなー♪」
加藤先生楽しそう、、、
加藤「座って」
加藤先生に手を引っ張られて無理やり加藤先生の膝の上に座らせられた。
クッソ…逃げられない。
痛くなさそうなやつ選んで逃げなきゃ
……!!
元「先生これがいい★」
加藤「あぁこれね」
ガサガサと袋を開封して小さい器具を取り出しスイッチを入れていた。
ブーブーブー
よし!振動も音も小さい!!これなら入りそう!これで許してもらおう!!
加藤「こら、立ち上がらない」
元「え?ここでやるの?」
加藤「そうだよ」
いやいやナースステーションのど真ん中でケツ出すの?無理無理ありえない
!!!
元「ひゃぁ///」
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