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治療お休み?
【勇人サイド】
本日2度目のグリグリ診察。
勇人「痛い泣」
佐々木「痛いねぇ。
たしかに中の硬さ戻った感じしますね」
森田「明日治療で器具入らないよね」
佐々木「入らなそうです」
森田「バルーンかな。せっかく集中治療室いるし」
勇人「やだ泣」
バルーンとこの部屋の組み合わせは本当にトラウマ
嫌って言ってるのに森田先生バルーン取りに行っちゃった。
佐々木「前みたく吐いちゃうくらい痛くはないはずだよ?治療重ねてある程度広がってるわけだしね。ほんの少しだけバルーンで拡張させてね」
勇人「でも……泣」
佐々木「先生達交代で様子見にくるから過度に心配しなくて大丈夫だよ?」
……佐々木先生と竹内先生なら優しくしてくれるけど…森田先生と加藤先生が様子見に来てくれても手加減してくれると思えない……
・
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森田「足広げて」
勇人「ゃだな……」
佐々木「頑張れ」
!!
プスリ
勇人「あゔ…あぁぁ…痛い…」
森田「逃げない」
痛みから逃れるために身体の位置を上へ上へズリズリ動かしたが、両足を掴まれて元の位置へ戻され、一気に器具を押し込まれた
勇人「いたーい!!泣」
佐々木「危ないから暴れないでねー?横向きになる?」
勇人「はぁはぁ…なる泣。」
バルーンってこんなに挿れるの痛かったっけ……
横向きになると佐々木先生が腰をさすってくれた
森田「身体の力抜いててね、空気入れていくよ」
機械音が聞こえてきて徐々にバルーンが膨らんでいった
勇人「怖い泣」
佐々木「大丈夫大丈夫、深呼吸してリラックスだよ」
勇人「結構痛い」
森田「どの辺り?」
勇人「お腹と腰」
森田「お腹はさ、力入れてるから痛いんだよ」
勇人「だって…いたいもん泣(グズグズ」
ホントはもっと抜いて欲しかったけど、少しだけ空気を抜いてもらいこのまま今日は放置されるらしい
集中治療室の洗礼受けてる感じがする。
はぁ。
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