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集中治療室の洗礼
【勇人サイド】
やっぱり腰とお腹痛いな。
早く抜いてほしいな。
ガラガラ
うぉ……加藤先生。
加藤「そんな嫌そうな顔しないでよ笑。心臓苦しくなってない?」
勇人「大丈夫です……」
加藤「お尻の調子はどう?」
勇人「腰とお腹痛いです」
加藤「でもさ、空気全然入ってないじゃん」
勇人「はぁぁん!」
お尻のバルーンを手荒く動かされ、身体を捩らせた。
加藤「気持ちいい?」
勇人「痛かったです(ムスッ」
加藤「こんなの痛くないでしょ笑。よほどディルドの方が痛いよ」
……たしかに
加藤「もう少し空気入れるよ?」
え!!!
勇人「ダメ」
加藤「そんなウルウルした目で訴えられても先生ドSだから逆効果だよ?笑」
ドSって認めたよ……
待って!どんだけ空気入れてるの?
勇人「痛い痛い!泣」
加藤「こんなもんかな」
身体を横向きにされて背中と足の間にクッションを入れられた。
加藤「ちょっと体勢楽になった?」
楽だけど……腰とお尻激痛なんだけど。
勇人「辛い泣」
加藤「じゃあ先生勇人の辛い顔しばらく観察しようかな」
ダメだ……今日の加藤先生ドSじゃなく悪魔の日だ。
絶対悪魔と契約してる……って冗談言ってる場合じゃない。
勇人「辛い…グスン…」
加藤「頑張れー」
腰を撫でながら痛がっている僕の顔を凝視してくるんだけど……恥ずかしいから痛がってる顔したくないな。
!!!
勇人「あぁぁ!ゔ」
加藤「もっと痛そうな顔見たいな笑」
目瞑ろうとしたらバルーングリグリ動かされたぁ……バルーンって言っても案外硬いからグリグリされると痛いんだよ。
加藤先生いつまでいるのかな……
そろそろお昼ご飯だし……もう少ししたらいなくなるかな。
ところでお昼の時はこれ抜いてくれるよね……
トントン
看護師「勇人君、お昼ご飯持って来たよ」
加藤「今日のお昼は何かな??お!野菜たっぷりラーメンだ!いいなぁ
さぁ、食べよう!起きて」
起きて?このまま?
勇人「これ入ったまま?」
加藤「入ったままだよ、おいで」
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