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食事指導
【加藤サイド】
おいでと手を伸ばしてみたものの……お尻の異物が気になるらしくてなかなか起きてくれない笑。
加藤「案外大丈夫だから起きてごらん笑」
勇人「奥に入っちゃう」
元は動くなって言っても動きたい派なんだけど、勇人は体調悪かったり治療中全くと言っていいほど動かない!笑
安静も大事なんだけどさー、起き上がるくらいはしてくれ笑。
加藤「奥入ってもいいじゃん」
勇人「よくない」
こうやってずっとグズグズするからいじめたくなっちゃうんだよなー笑。
加藤「はいはい、おいで」
勇人「待って待って」
加藤「待ちません」
勇人の両腕を掴んで起こして食事をセッティングした
お尻浮かせてる笑。ホントこういうとこ可愛いでしょ
でもこれも辞めさせまーす
加藤「ちゃんと座りなさい」
パシッと足を叩くとメソっと泣きそうな顔をして座り直してくれた。ホント従順な子
元ちゃんだったら体罰だ!って騒ぐだろうな笑
加藤「いい子だから野菜少し減らしてあげる」
勇人「ホント?」
加藤「うん、これだと麺辿り着くまでに伸びきっちゃいそうだしね」
麺が見える程度に野菜をちょっと減らし、勇人に箸を渡した
勇人「…………」
何かいいたそう笑
加藤「さぁ食べよう」
勇人「もっと…減らしたい」
加藤「バルーンの空気増やすよ?笑」
勇人「……じゃあ…いい…です…」
加藤「とりあえず食べてごらん?笑。食べられなかったらまた考えよ?」
勇人「………」
加藤「麺は食べられるでしょ?」
勇人「麺は好き」
加藤「じゃあ好きなのから食べな?」
野菜を綺麗に端に寄せてラーメンを美味しそうに食べ始めた。
しばらく好きに食べさせてあげるか。
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加藤「勇人って部活何やってるの?」
勇人「テニス」
加藤「そうなの?知らなかった笑。テニス好きなの?」
勇人「入りたいのなかったからなんとなく誘われて入った」
加藤「へぇー笑。」
勇人「先生は?」
加藤「俺はサッカー部。モテたかったから」
勇人「律君みたいだね」
加藤「サッカー部なんてみんなそうだよ。A班みんなサッカー部なんだよね苦笑。」
勇人「凄っ(なんかぽいなぁって思ってた……)」
よし、麺は食べたな。野菜食べさせますかー
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