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アイシング
【勇人サイド】
お尻楽になった……よかった…
四つん這い疲れた……
勇人「いい子にするから…四つん這いじゃないのがいいです」
森田「いいよ、仰向けで」
……仰向け楽だけど…先生達の顔見えるの恥ずかしいな……
佐々木先生何か持ってきたっぽい
森田「勇人、陰嚢が少し腫れてるから今日一日冷やして安静にしよう」
安静★
安静は大好き
治療お休みって事だよね?やった★
加藤「何ニヤニヤしてんの笑」
やばい…嬉しさが溢れ出てしまった。
森田「足少し上げて自分で抱えられる?」
勇人「?」
加藤「カエルみたいになるの。
そう、それで自分で足持って」
お尻丸見えだし…なんか嫌な感じなんだけど
森田「冷たいの入るよ」
何??
下を覗き込もうしてバランスを崩してしまい持っていた足から手を離してしまった瞬間、佐々木先生に足を掴まれて身体を固定された
佐々木「深呼吸しててねー、痛くないからね」
プスっとお尻に違和感を感じて反射的にお尻に力を入れた
森田「力抜いて」
ペシペシっとお尻を叩かれ佐々木先生に助けを求めたがニコニコしながら大丈夫
と声をかけてくれるだけで手を離してもらえなかった
森田「ちょっと嫌な感じするよー」
勇人「えっ…」
グググっと棒状の物を押し込まれ痛みと違和感で佐々木先生のことを振り解くように身体を捩らせて横向きに倒れた。
佐々木「危ないよー」
勇人「お尻変なの入ってる泣」
加藤「触らない!」
加藤先生に両手をガッと掴まれそのままベッドに固定されてしまった。
何これ……冷たい…お尻にアイスキャンディー入れた?……何?マジで…
入ってる物が見たくて身体をくねらせてみたが、お尻からは紐のような物が垂れ下がっていただけで冷たい物が何なのか見えなかった。
森田「横向きでいたい?」
勇人「…冷たいやつ気になる泣」
森田「先生聞いてるのは横向きでいたいかいたくないか」
勇人「…横でいい泣」
先生たちに手際よく背中や足の間にクッションを入れて身体を固定され、僕はただボゥーっとされるがまま固定されていった。
!!?
足の付け根辺りとちんちんがヒヤッとして下を覗き込むと、小さなアイスノンで僕の陰嚢を挟み込むように冷やし始めていた。
勇人「やだ泣。寒いしなんか痛い泣」
佐々木「最後布団しっかり掛けてあげるから大丈夫だよ?」
勇人「でも…冷たいの好きじゃない泣」
元々頭にアイスノンとかするのもあんまり好きじゃないのに敏感な股間を冷やされるなんて最悪過ぎる。
森田「この腫れを抑えるにはこれが一番なの。」
加藤「竹内先生午前しっかりアイシングよろしくね、溶ける前に交換だからね」
竹内「はい!(これたしか1時間毎に交換なんだよな……嫌がられそう…)」
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