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アイシング②

【勇人サイド】 竹内先生が湯たんぽ取りに行ったきりなかなか戻って来ない。 凍え死にしそうなんだけど。 冷たいやつ取りたい…… ちんちん凍るよ しかも下着とズボン取られたから下裸だからスースーするし トントン あっ来た 竹内「ごめーん!加藤先生に捕まっちゃってさ」 勇人「寒かった」 竹内「ごめんごめん。はいこれ」 何これ…… 勇人「………」 竹内「アザラシの方がよかった??」 勇人「湯たんぽ?」 竹内「そうそう、カバーがラッコかアザラシかペンギンか選べたんだけどさー、勇人っぽいの選んできた★」 勇人「…………」 竹内「なんかどうでもいいって顔してるね」 勇人「うん。」 竹内「なんかごめん笑」 勇人「暖かいならなんでもいい」 竹内「そんなに寒いなら毛布足そうか?」 勇人「……重くなるからいい」 竹内先生が湯たんぽを抱っこさせてくれ、背中を摩ってくれた。 勇人「あったかい」 竹内「よかった笑」 勇人「加藤先生まだいるの?僕のとこ来る?」 竹内「もうすぐ帰ると思うよ?呼んでくる?」 勇人「いい!絶対呼ばないで!」 竹内「必死笑」 加藤先生来たら何されるか分からない。 勇人「加藤先生来ないならさぁ、手と足の紐取ってほしい」 竹内「あぁ…なるほど。 んー……まぁ俺近くにいる間だけね?離れる時また付けるからね?」 勇人「いいよ」 手足の固定を外してもらい、ぎゅっと湯たんぽを抱きしめた 勇人「はぁ…最高」 竹内「……君ホント可愛いよね。それ素でやってるんだもんね?」 え??何が可愛いのか全然分からない 竹内「面白いなぁ…見てて飽きないもん」 勇人「じゃあ竹内先生ずっといて」 竹内「俺もずっといたいよ笑。この部屋出たら看護師さん達に山のように仕事依頼されそうだもん」 勇人「お医者さんって忙しい?」 竹内「忙しいよー。俺も森田先生みたいにタフならなぁ」 勇人「タフなの?」 竹内「タフだよー。昨日も帰ったの夜中でしょ?それで今普通に仕事してるとかありえない」 勇人「でも今日森田先生機嫌悪い」 竹内「そう?」 勇人「僕に四つん這いさせたもん」 竹内「あぁ苦笑。あれでも通常営業じゃない」 勇人「……僕あんまりさせられない」 竹内「そうなんだ? …あぁでもそうか?前立腺浮腫んでる子だと四つん這いでの治療多いけど、勇人浮腫んでなかったもんね。」 えっ……じゃあ今後四つん這いでの治療増えるかもってこと……?

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