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治療の日 チェック
【森田サイド】
加藤先生にしては採血遅いなぁとは思ったけど珍しく手こずっていたとはな苦笑。
森田「とりあえず座りなよ」
勇人「座ったらベッド戻してもらえないもん泣」
察しがいいな笑。
森田「じゃあ無理矢理座らせちゃう」
手首を掴み治療イスに一旦座らせ、背もたれを倒した
勇人「…………」
俺が不機嫌なのを若干察したのか横にしてからは大人しく心臓エコーを受けてくれ、少しだけご褒美に治療イスで休憩を取らせた。
森田「心臓問題ないから安心して」
勇人「はい」
森田「休んだら触診ね」
勇人「……今日それで終わりですか?」
森田「触診してみてから決めるけど、腫れ引いてたら通常の治療するよ」
勇人「……午前だけですか?」
森田「勇人次第」
勇人「…………」
森田「今日ね、促進剤少し量増やそうと思ってるんだよね」
勇人「やだ!気持ち悪くなっちゃう」
森田「それでもやる」
今日はグスろうが吐こうが治療進めるって班で決めていたから頑張らせるしかない
加藤先生が治療の道具を並べ始めるとどんどん表情が曇っていき、グズグズ言い始めたので勇人に水分補給をさせて触診の準備を手早く始めた
森田「お茶飲んだ?」
勇人「……飲みました。」
森田「パンツ脱いで、立膝で加藤先生の方向いて」
勇人「…………」
加藤「足肩幅に開いて、柵捕まっていいよ」
勇人「(四つん這いより恥ずかしいんだけど……)」
森田「睾丸腫れだいぶ引いたね」
加藤「そうですね」
陰嚢の伸びも悪くないし睾丸も左右差なし。
森田「前立腺も確認するから深呼吸」
口に指を入れる支度をしている加藤先生を横目でチラチラ確認をしながら、必死に深呼吸を繰り返す勇人
グズってはいるけど上手い具合にこっちのペースに持っていけているからこのまま治療まで主導していけそうかな
勇人の肛門にローションを塗り込み指を2本滑り込ませた
勇人「ゔっ」
体勢を崩してそうになったため肩を掴み、さらに奥に奥に指を挿れていき前立腺をグッと押した
勇人「あ…ゔぁ…」
森田「弾力も戻ったね、大きさも問題ない」
勇人「いたぃ……ゔぅ」
森田「力抜いて」
勇人「…ふぅ…ふぅ…うぅ…ぅ…ぃたぃ……」
森田「治療出来そう」
加藤「よかったね」
勇人「………(良くない)」
森田「このまま治療始めちゃう」
勇人「えっ……」
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