306 / 536
治療スタート
【勇人サイド】
四つん這いよりも恥ずかしい体勢を取らされたまま治療に進んでしまった模様……
さっき点滴の機械も操作していたからきっと促進剤も増やされたっぽい……
今日の治療で使う器具がいつもりなんか多いような気もするし……
森田先生ちょっとピリピリしてるというか…いつもよりちょっと手つきが荒い感じがして怖いし……
加藤先生にずっと見張られてるからちょっとでも呼吸乱したりイヤイヤしたら即指導される予感がして油断できない
加藤「今日勃つまで終わらないよ」
勇人「え!!」
森田先生がピリピリしてる理由はそこ?終わりがないから僕次第って言ってたの??嘘でしょ…
森田「ちんちん最近あまりいじってないから先こっち馴らそうかな」
森田先生が隣に立ち右手でちんちんを上下し始めた。
勇人「あゔ…痛い」
たしかに最近あんまりいじられてないから痛い。
勇人「痛いっ」
パチン!!
加藤「腰引かない」
うぅ……やっぱり加藤先生の役回り指導だぁ。地味に厄介
森田「痛い?」
勇人「痛いです」
ワゴンに手を伸ばし、森田先生の手に握られていたのはキラッと光る筒……
でたぁ…ホールだ。
グニュグニュっと潜らされ、また上下に動かされた。
これヒンヤリしてるからあんまり好きじゃない。グニュグニュがくすぐったいし
森田「あと30回動かしたら休憩」
30回……あぁ…キツイ…これが準備運動とか信じたくない……終わりにしたいよぉ……
・
・
・
加藤「水分とる?」
勇人「はい……」
30回以上上下にシコシコされやっと解放され、加藤先生があったかいお茶を持って来てくれホッと一息ついた
加藤「気持ち悪くない?」
勇人「はい」
加藤「オッケー」
ポンっと頭をひと撫でして立ち上がり、森田先生と談笑し始めた。
加藤先生って治療以外は案外優しいよな。絵に描いたようなツンデレ
ともだちにシェアしよう!