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不調と不安

【勇人サイド】 オェッ…… 気持ち悪い…… 看護師「勇人君おはよう起きた?もう8時過ぎちゃったよ苦笑。お熱測ろうね」 勇人「気持ち…わる…ゲボ…」 看護師「!!大丈夫?」 看護師さんが口にピンクの小さな洗面器をあててくれ、嘔吐した 勇人「ゲボ…おぇ……おぇ」 気持ち悪い……寒い……やだ…やだ… トントン ガラガラ 竹内「勇人ーおはよー」 看護師「竹内先生!」 竹内「はい!?え?あれ?どうした?」 勇人「オェッ……っ…泣」 竹内「あー……結構吐いちゃったね」 竹内先生が背中を摩ってくれてさらに少しだけ嘔吐した。 竹内「佐々木先生今採血回ってんだよなぁ……そろそろ加藤先生来ないかな?」 看護師「見てきます!」 勇人「グスン……っ…」 竹内「辛いね。。。うがいしようか」 水を受け取りうがいをしたけど、口の中がなんかさっぱりしなくて気持ち悪くて、自分の唾液すら飲みこみたくなかった。 竹内「まだ気持ち悪い?」 勇人「気持ち悪い泣」 竹内「なんかほっぺも赤いね。熱っぽい?」 勇人「グスン……泣」    ガラガラ 佐々木「吐いちゃったって?」 佐々木先生と加藤先生が部屋に入ってきて心配そうに近づいてきた 加藤「吐き気止め指示出した?」 竹内「あっ!まだです」 加藤「吐き気止めと採血セット用意して」 看護師「はい」 佐々木「夜中も結構グズってたからなぁ……嫌な予感はしてたけど……」 加藤「勇人横なりな?顔色悪いよ」 顔色も悪いの……たしかにクラクラしてきた 加藤「どうするこれ(促進剤)」 佐々木「んぅ……止めるしかないのかなぁ……副作用強く出始めてるしね…」 竹内「でもこれ以外治療法ないんじゃ……」 えっ……!? バシッ 加藤「こら(小声)」 竹内「やべっ…(口滑った)」 治療法ないの……じゃあこの薬が合わなかったら僕一生病気治らないってこと…… 今まで辛い治療頑張ったのに無意味になるってこと…… えっ……

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