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いよいよ外泊へ

【加藤サイド】 竹内「加藤せんせー!律大丈夫でした」 加藤「律どんな感じだった?」 竹内「別に普通でしたよ?ゲームしてました」 加藤「ゲームしてた??」 竹内「はい?」 加藤「ちゃんとパンツおろしてプラグ抜けてないか確認した?」 竹内「え?」 加藤「『え?』じゃないよ。基本でしょ」 竹内「もう一回確認して来ます……」 加藤「うん、して来て」 仕事増えそうな予感しかしない。たっ君早く外来終わらないかなぁ。 ガラガラ 勇人「行ってきまーす」 看護師「勇人君、加藤先生に挨拶してからだよ」 何度もまとめた荷物を持ってルンルンでナースステーションを出ようとした勇人を、看護師さんが引き止めてくれ、俺のところに連れて来た 加藤「荷物増えてない?苦笑」 勇人「ちょっと中身変えました」 加藤「あーそう苦笑。まさか部屋散らかったままじゃないよね?」 勇人「えゔ?!」 図星かよ。 ………まぁいいや。 加藤「何度も言うけど、体調変わったら電話ね!」 勇人「はーい★」 加藤「はい、じゃあどんな症状出たら連絡ですか?」 勇人「…えゔ……えっとぉ……熱」 加藤「熱だけ?」 勇人「……熱とぉ……吐き気…」 加藤「覚えてるのそれだけ?笑」 勇人「………ちんちん痛くなったら?」 加藤「先生それは言ってないよ」 勇人「…言ってないかぁ……えーっとぉ…」 加藤「……まぁいいや。ホント外泊出すの心配だけど……とりあえず気分転換しておいで」 勇人「はい★」 加藤「行ってらっしゃい」 勇人「行ってきまーす!!」 ・ ・ ・ 勇人も元ちゃんも無事に外泊出したし、俺の今日の仕事は終わったようなもんだな 竹内「加藤せんせー、、、」 しょんぼりしながら竹内先生が律の手を引きこっちに向かって来た。 竹内「プラグ抜かれてましたー……」 やっぱりな 加藤「なんで抜いたの」 律「異物感が嫌だったから」 加藤「あーそう。律、反省文」 律「は?」 加藤「は?じゃない。そこ座って反省文書いて、あとで読み上げて」 律「読むの?!」 加藤「うるさい、座りなさい」 律「あーもう。」

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