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蘇る過去の記憶
【勇人サイド】
加藤先生ホントにスースージェル追加で塗っていなくなった。。。
鬼すぎる。
はぁぁ……処置疲れたな……
薬の量も増やされちゃったし……具合悪くなったら嫌だなー
あっ!元からやっとLINE返ってきた!
元 熱下がったんだー★良かったー
………。
あれ……元で思い出したけど……元がめちゃくちゃ具合悪そうにしてた時の治療ってホルモン剤治療じゃなかったっけ……
大量の点滴しながら夜中フラフラ青木先生とトイレ行ったり泣きながら夜中触診されたりしてたやつだよね??
えっ……僕それしてるの???
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【竹内サイド】
竹内「勇人さーん、モニターが乱れてるけど取っちゃったかなー??」
……シーン……
寝てる??
……でもモゾモゾしてるよな?
なんか……嫌な感じの静けさだな……
竹内「勇人ー……
ん?!血?」
待て待てなんだ!?血が点々と付いてる!!
竹内「うおっ!!!マジで!!」
ポタポタと床に流れ落ちる点滴のクレンメを閉じた。
竹内「勇人!勇人!ちょっと腕見せて」
勇人「やだ!!泣」
竹内「やだじゃなくてさー(焦)」
うわ…どうしよう……ホルモン剤ほとんど床に流れちゃったじゃん。
よりによって今病棟俺しかいないよぉ……連絡すぐ付くのは……
加藤先生!!!
♪〜♪〜♪〜
加藤『はい、加藤です』
竹内「加藤先生!勇人に点滴自己抜去されました!!ホルモン剤床に流れちゃいましたー!!」
加藤『えぇ……点滴入れ直して、急いで同速再開してー』
竹内「はい!先生来れないですか?」
加藤『俺だって坦々麺頼んじゃったもーん』
竹内「えぇ……血も出てるんですけど」
加藤『そりゃー自己抜去したら出るよー。止血してー』
竹内「はぃ……」
加藤『頑張ってね』
電話切られたー
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