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グズグズ治療②
【佐々木サイド】
勇人「こんなに…泣い…てるのに…グスン…泣」
加藤「先生達もねぇー、心鬼にしてやってるんだわ。辛くないように側にいてあげるから頑張ってみてよ」
勇人「……グスン……泣」
加藤先生ナイス……
勇人「…じゃあ…横向くから…腰とか背中とか摩って」
加藤「はいはい」
勇人「こきゅう…管理は…いらない…からね」
加藤「それはこっちが判断しまーす」
佐々木「そうだね笑。
じゃあ、始めようか」
ジェルを馴染ませて指を1本滑り込ませた。
中熱いな……全体的に浮腫も出てるし。
バイブどれ挿れようかな。細すぎても意味ないし、太すぎてもキツいだろうしな……
ガラガラ
加藤「おはようございますっ」
ん?
青木「おはよう。A班今日ヘルプいる?」
佐々木「あっ!すみません、依頼忘れてました。6号と律の処置お願いしたいです」
青木「分かった。」
佐々木「あと!先生ちょっと……」
青木「…どうした?」
佐々木「先生ならどれ挿れますか?」
青木「あぁ…触らせて」
指を引き抜き、青木先生に場所を空けた。
勇人「あゔ…泣」
グチュ グチュ
青木「結構浮腫んでるな」
勇人「痛いっ!泣」
加藤「しー」
青木「ソフトタイプある?」
佐々木「これとかですか?」
青木「いや、もっと柔らかいやつ。
レッスン室にあるから持ってくるよ」
佐々木「すみません」
・
・
・
青木先生がソフトタイプのバイブをいくつか持ってきてくれた。どれもブニブニ柔らかいけど、バイブ機能はかなり強いやつらしい
加藤「何それ、はじめて見た」
佐々木「俺も」
加藤「青木先生の私物?」
佐々木「さすがに私物じゃないでしょ笑」
へぇー、中浮腫んでて敏感だからたしかにソフトタイプで扱いてあげた方が負担少ないもんな。ソフトタイプの中でもこれホントに柔らかい
佐々木「勇人、器具入るよ」
勇人「やだっ泣」
グチュ グニグニ
勇人「はぁ…はぁ…っ…」
お?勇人叫ばない
加藤「お?いつものより楽?」
勇人「……痛いけど…楽?」
カチッ
ブィィン ブィィン ブィィン
勇人「ぎゃぁぁぁ!!!泣。楽じゃなーい!!!」
佐々木「…これたしかにバイブ機能自体はしっかりしてるな苦笑。」
加藤「勇人にちょうどいいよ、このままこれで扱こう」
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