【勇人サイド】 森田先生が僕の採血したいっていうから仕方ないから協力してあげよう 森田「腕出して」 勇人「さっきこっちだったから今度こっちね」 森田「どっちでもいいよ」 駆血帯をキュッと巻かれ親指を中に入れて軽く握ってはみたものの……ちょっと嫌になってきた… 森田「危ないから動かないでね」 勇人「ちょっと嫌だな……（メソメソ）」 佐々木「頑張ろうねー」 すかさず後ろから佐々木先生が覆い被さるように腕を固定されて身動きが取れない 勇人「僕採血嫌いぃ泣」 チクッ 勇人「ひぃぃっ！！」 森田「手楽にしていいよー」 佐々木「頑張ったね」 勇人「グスン……」 森田「採血1本だけだからあっという間だったでしょ？」 勇人「でも痛い……もうしばらくやりたくない……」 先生達「（まだまだ今日採血あるんだけどね……）」 佐々木「森田先生に採血してもらえたし、お部屋戻ろうね」 勇人「佐々木先生ちょっと待ってて！！ ねぇねぇ、森田先生明日来る？」 森田「午後からね。大人しくいい子にしててね」 勇人「じゃあ先生明日優しくしてね」 森田「森田先生に優しさ備わってないから出来ない」 勇人「何それ！笑」 森田「はい、じゃあ先生帰るので後は佐々木先生に治療してもらって下さい」 森田先生にお尻を軽くパシッと叩いて喝を入れられ、佐々木先生と大人しく部屋へ戻った ・ ・ ・ 【佐々木サイド】 佐々木「森田先生に会えて良かったね」 勇人「森田先生元気出たかな」 あっ…笑。森田先生のために会いに行ったのか 佐々木「そうだね笑。森田先生も元気になれたと思うから勇人も治療して元気に明日会おうね」 勇人「じゃあ僕はゆっくりベッドでゴロゴロします」 佐々木「うん苦笑。 勇人、採血データ的に貧血になってるみたいだから飲み薬追加するね」 勇人「貧血？！」 まずい、不安にさせちゃったかな……もう少し慎重に話してあげれば良かったかな 佐々木「あっ…でもね…」 勇人「背中撫で撫でしてぇ」 佐々木「え？撫で撫で？？……いいけどなんで？笑」 勇人「熱もあるしちんちん変だし、貧血もあるなんて僕可哀想だから」 佐々木「あぁ…まぁそうだね…甘えたいよね」 勇人「ふぅ〜♪」 A班1番の甘えん坊絶好調だな……苦笑。