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森田先生のサポート②
【勇人サイド】
勇人「終わりにする★」
森田「はーい」
(あれ?でも今呼吸管理って言った?)
聞き間違いなのかと思いポカンとしていると、ガチャガチャと頭側の柵を外されて加藤先生と目が合った
勇人「何するの?」
加藤「森田先生に聞いてごらん」
身体をひねり、背後で器具のワゴンを確している森田先生に視線を送ると、視線に気がついた森田先生と目が合った
森田「ポンプだけだと日が暮れそうだから先生お尻刺激してサポートしてあげるから抜いちゃおう」
(終わりにしようとは……)
【抜いて終わりにしよう】って意味だと気がついた時には時すでに遅く、着々と処置の準備が進んでいた
そもそも森田先生は治療中途半端に切り上げるタイプじゃないし、ダラダラ続けたい先生でもない。効率よく淡々と治療進めるスタイルだからこうなる事は分かりきっていたはずなのに……
ルンルンで答えちゃった自分が恥ずかしい……
(やる気満々な子みたいじゃん……)
加藤「勇人よろしくねー」
頭側に加藤先生が座りニコニコしながら頭を撫でてきた。
森田「始めるよ」
ドキンッ!
森田先生の掛け声に緊張感が全身に走る
横向きのまま足の間にクッションを入れられてお尻の肉を押し退けるように左右に開かされキュッと閉まった肛門に冷たいジェルを塗り込まれた。
痛い事をされるのは分かっているけど……抜かないとずっとムズムズして落ち着かないから受け入れるしかない……
加藤「どうしたの?抵抗しないじゃん」
茶化すように加藤先生に声をかけられてムッとして見上げた
森田「抵抗する元気もないの?」
僕の腰に手をつき森田先生に顔を覗き込まれた。森田先生の体重がのしかかり密着感にドキドキする
勇人「………///」
照れている顔を見られるのが恥ずかしくて目を逸らすと、クスッと笑い腰をポンポンと撫でられた。
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森田「グッと押される感じするよ〜」
ピリッとした痛みとともに指が1本挿入されグルンと円を描きながら入り口を広げられすぐさま指を2本に増やされた
勇人「あぁぁ!!」
あまりの圧迫感に、お尻をキュッと閉めてベッド柵を掴んだ
勇人「痛い!!!」
容赦なくグリグリっと指を奥に差し込まれヒクヒクと腸壁が痙攣し始める
森田「力抜いて、目ちゃんと開けてる?」
加藤「勇人目開けてて。閉じちゃうと力はいっちゃうから」
そんな事言われても目閉じた方が楽なんだもん!
勇人「いだぁぁぁい泣」
前立腺の付近をトントンと突かれてさらに力が入ってしまい、こじ開けられているお尻がヒクヒクと苦しそうに疼く
勇人「ギャぁぁ!!泣」
森田『落ち着きな!』
ギャーギャーと泣き喚く僕の声が響いていたが、森田先生にピシャリと怒られ一瞬にして我に返った
勇人「はぁはぁはぁ……泣」
森田「叫ぶと余計な力入るからね?」
勇人「………助けて」
森田先生に叱られてシュンとした気持ちを慰めてもらえるかな?って淡い気持ちで加藤先生に声をかけた
加藤「はいはい。あ〜ん」
(あ〜ん??)
!!
違う違う!!呼吸管理じゃない!
加藤先生なんで普段は無駄に勘がいいのに大事な時に勘が悪いの!
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