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技術訓練
【森田サイド】
加藤「あっ!またピーマン残してる!!」
勇人「残してない……」
加藤「魚の残骸に紛れてるのピーマンじゃん」
勇人「…なんですぐ分かるの…」
また加藤先生と勇人が小競り合いしてるな。食事指導終わってから交代でいいよな苦笑。加藤先生に任せよう
勇人をそろそろ大部屋に移さなきゃな……タイミングが難しいんだよな……
ホルモン剤はそろそろ辞めても大丈夫そうだけど、促進剤はまだまだ必要だから点滴は必須だな
心負荷も今のところ大丈夫だけど、大部屋出してはしゃいだらどうなるか分からない。
加藤「はい、じゃあナムル全部食べられたのでご馳走さまでいいです」
(終わったみたいだな……)
森田「加藤先生代わるよ」
加藤「お願いします」
加藤先生から午前の様子を聞きながら勤務交代した。
森田「勇人、午後森田に代わります。
診察するから一旦立って足少し広げて」
下着をズラして陰嚢を触診……
森田「だいぶ状態いいな」
パツパツだった陰嚢も元の状態に戻りつつあるし、今日は勃ちもいいらしい
森田「よし、いいよ。部屋戻って扱く練習しよ」
勇人「……やりたくない…」
ペチン!
森田「…ダメ」
ペシっとお尻を叩く乾いた音がナースステーションに響く
勇人のお尻を叩くのも何度目だろうか……すっかり免疫もついて叩かれることにも慣れたのか、叩く寸前にキュッとお尻の穴を締めて痛みに耐える術も身につけたらしく、叩かれても余裕のようだ
(躾のレパートリーを増やさなきゃな……)
あ!そうだ、あれ伝えなきゃな
森田「忘れないうちに」
勇人「ん?」
森田「明日集団の身体チェック受けに来てね」
勇人「集団??」
加藤「勇人なんやかんやで初か」
森田「そうなんだよね」
隔週でA班の子達とB班の一部の子達を集団で一斉に身体チェックしている
体調悪い子は個別チェックにしているから勇人もなんやかんやで個別チェックになっていた。
そろそろ集団チェックにしてもいいかな?って思っていたから明日ちょうど俺も担当だから勇人もリストに入れる事にした
森田「看護師さんが注意事項教えてくれるからそれに従って。」
勇人「……はぃ…」
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