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お仕置
怒りに燃えて帰った。
仕事を放り出して。
玄関に迎えに走ってきた恋人をその場で犯した。
ズボンだけをずり下げて、いきなり突っ込んだ。
恋人は壁に手をついたまま、それを受け入れる。
「欲しかったんだろ」
そう言えば、恋人は泣いた。
そうだったから。
マスターのそれで後ろを虐めて貰えないと満足出来ない身体なのだ。
昨夜から入れてやってないから、もう限界だった。
そう作った。
だからいきなり突っ込まれても、そんな風に乱暴に扱われても、恋人は感じていた。
そこはもう濡れていて、自分が帰ってくるまでずっと恋人の身体が疼いていたのがわかる。
あの青年と見つめ合ってる間ときも、こんな風に穴をじゅくじゅく濡らして自分を欲しがっていたくせに。
突っ込んだなら。こんなに欲しがってキュンキュン締め付けてくるくせに。
腹が立つ。
立ったまま突き上げた。
乱暴に。
恋人はもたれていたドアからずり落ちていく。
でも許さない。
さらに突き上げる。
ああっ
いいっ
いいっ
教えられた通りに恋人は悦ぶ。
教えたいやらしい言葉を口走る。
僕のけつまんこを犯してください
いやらしい穴をグボグボして、奥まで犯して下さい
おねだりしながら、ヒクヒク痙攣し、もう床に頭を擦り付けている。
ありがとうございます
ありがとうございます
マスター
いいっ
いいっ
ヨダレを流して恋人は感謝する。
頭を押さえつけて犯す。
踏みにじりたい気持ちで。
そして尻を掴んで持ち上げるようにしてさらに犯した。
自分以外の誰も入ったことのない場所で主張した。
ここは。
自分のためだけの場所だと。
恋人でなければ快感だと思えない酷さで叩きつけた。
でも恋人は喜ぶ。
そう作っているから。
出して
出してぇ
恋人が強請る。
出されるのが好きなのだ。
そう作った。
その中に出してやると、声をあげて喜び、何度も何度も痙攣した。
何もかも足りなかった。
仕置きにならない。
どうせ喜ぶ。
そう作ったから。
これでは許せない。
顔を掴んで口を開けろと命じて、髪を掴んで乱暴に喉を犯しても満足できない。
どうせ喜ぶ。
喉を塞ぎ、強引にそこを犯しているのに、恋人の身体は痙攣していた。
ズボンをずらされむき出しになったペニスから零しながら。
そう作ったから。
ムカついた。
喉で放って噎せて苦しむのも意味がなかった。
そんなに苦しくてもイけるのだ恋人は。
無性に腹が立った。
恋人をベッドルームへ引きずっていき、ベッドではなく椅子に括りつけた。
脚を開かせ、そこに昔人間を抱いていたときに使っていたおもちゃを取り出し、突っ込んだ。
スイッチを入れたなら、恋人の中でそれは蠢きはじめた。
恋人は感じる。
感じるけれど、イケない。
マスターのDNAを認識できないからだ。
恋人はマスターのペニスでないと後しろでイけない。
そう作ってある。
でも感じやすい恋人は、イク手前までギリギリは感じ続ける。
ゆるしてぇ
おねがい・・・
それは痛切な悲鳴だ。
イカせてもらえないのだ。
ただでさえ、マスターに後ろを犯されないと満足出来ない淫らな身体に設定されているのに。
イカせて貰えないのだ。
椅子に縛られ、おもちゃに犯されながら恋人は懇願する。
お願い
お願い
イキたい
イキたい
そう泣く。
その哀れさに満足する。
自分以外ではダメなくせに、と。
おもちゃを抜いてやり、椅子からほどいてやったのは数時間後だった。
恋人は自分から泣きながら跨ってきた。
それを許してやった。
愛してるから。
恋人が自分から欲しがり、動くのを楽しんだ。
それからやっと、恋人を可愛がってやった。
恋人は許されたことを喜び、何度も何度も愛してると言った。
とりあえずは満足した。
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