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支配

「上手にイケたね」 頭を撫でて褒めてやる。 彼はつくえに突っ伏したまま床に崩れおちている。 ガクガクと震える下半身と机にぶちまけた精液。 目を見開いたまま彼は呆然としている。 良すぎたのだ。 自分でしていた粗雑なオナニーとは比べ物にならないだろう。 助け起こした。 腰が立たないのだ。 でも。 クスリのせいでまだおさまっていない。 まだ勃起したままだ。 彼はそれに気づいて涙目になる。 「アレでもダメか。病院へいくかい?」 心配そうに言う。 「嫌だ!!」 羞恥から拒否する。 オレは考えこむふりをする。 「君さえよければ。でも、これは私も困った立場に・・・」 迷う素振りをみせる。 彼はまだたく収まらないそこに焦る。 出しても全くおさまらないなんてはじめてだろう。 怖くてたまらないし、絶対に病院になんか行きたくないのだ。 先生の前で勃起しただけでもトラウマなのに挙句病院なんて。 両親に知られることが何より恐ろしいのだ。 「先生お願い、助けて!!」 彼の言葉に心を決めたふりをする。 この関係は、あくまでも彼が始めたことでなければならない。 そうじゃないと 罪悪感で彼を縛らないと。 「誰にも言ってはダメだよ」 オレは言う。 「言わないからぁ」 彼はすすり泣く。 彼を机の上に横たえた。 そっと。 彼の脚を肩に担ぎあげ、ヒクヒク痙攣している穴に指を増やして入れる。 「もっと拡げて、沢山出そうね」 オレは優しくささやくと、そこを指で楽しむ。 実際のところオレのちんぽも限界まで張り詰めて痛かったが、実のところ最初の1回が一番楽しい。 何も知らないのが一番好きなのだ。 だから、とことん楽しむ。 指で犯すのも堪らなかった。 オレしか知らないオレだけの場所。 オレに懐いてくる熱い場所。 指にこっそり軟膏を足してさらに広げた。 はあっ ああっ なんでえ 助けて 先生 指先までヒクヒクしてて ペニスはビクビクしてて 彼は可愛かった。 これから3年かけて色々楽しむことやさせることを考えてたまらなかった。 乳首でイカせることも教えたいし、延々としゃぶらせて、喉でイくことも教えたい。 みんな良いペットになった。 彼もそうなる。 敢えてそらして、射精させなかった。 そして、ため息をつき、彼に言う。 「なかなか出ないな、もっと広げて奥を刺激しないといけない」 オレの言葉に彼は泣く。 なんでもいいから助けて お願い 彼は言った。 言ったから。 「私のをここに入れる、いいね?」 そう言った。 彼は分からないという顔をしていた。 「指じゃ足りないんだよ。仕方ない。それか病院に行くかい?」 そういうと彼は首を振った。 それだけは それだけは 嫌 泣く。 親に知られる、と。 そんなにまで親に支配されてて、哀れだった。 でも今日からは親ではなくオレが支配する。 でもオレは優しい。 三年たてば自由にする。 一生支配する親よりはるかに優しい。 オレに支配されたなら、オレの次は親より良い支配者を見つけられるようになる。 「じゃあ、いいか?」 オレはささやく。 ズボンを下ろして、オレのを見せながら。 その大きさに彼は怯んだが、勃起したまま戻らない自分のペニスをみて、また泣いた。 「先生の、いれて」 彼は言った。 自分から言った。 自分から言わせることが大切だった。 彼の髪を優しくなでて、脚を担ぎあげ、オレはオレが初めて入る、これから三年はオレだけの場所にゆっくりと入っていった。 ああっ 熱い 熱い 熱いぃぃぃい クスリ入りの軟膏を練り込まれた穴は、オレのペニスを熱くキツく受け入れていて、それを快感としていた。 ゆっくりすすめた。 ここに初めて入ることは1回しか出来ないのだから。 たのしまないと。 自分でもどうかしてると思うが、何も知らない汚れてないものを自分のモノにするのが一番楽しい。 この瞬間だけは、愛しくて愛しくてたまらない。 ゆっくり奥までおさめた。 抵抗もキツさも、たまらなく良かった。 コレが一番良かった。 オレが初めて、ここに入ったということが。 ひん ひん 彼が泣いている。 痛いのかと思って心配した。 ここで嫌な思いをさせてしまったら次が難しい。 細かく痙攣して、中も震えてるから、良すぎてないているのがわかった。 「気持ち良いかい?それが恥ずかしい?」 優しく聞いてやる。 動かない、 乱暴になんかしない 1度しかないこの瞬間だけは誰よりも愛してる。 ペットじゃない。 「恥ずかし・・・ああっ・・・」 恥ずかしがって泣くから。 初めて男に入れられて、それが気持ちいいのが恥ずかしいなんて、本当に可愛いから。 おもわず優しいキスをした。 彼は、驚いたような顔をしたが、生まれて初めてのキスを目を閉じて受け入れた。 他の誰ともしたとがないとわかるキスは最高だった。 「可愛い」 心から言った。 彼の感情が穴のしめつけとなって伝わってくる。 愛しい。 愛しい。 この1回だけは。 恋人だ。 動かないで、優しく優しく何度もキスをした。 初めての穴が自分を欲しがるのを楽しんだ。

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