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推量る

若様がペットに興味を持ったのは確かだった。 そしてペットも若様を避ける。 ペットにしてみれば、オレ以外の男に自分の身体を触らせたわけだし、それは若様には他意がなかったのもわかってるし、それに感じてしまった自分への嫌悪とかもあるし。 とにかく、ぐちゃぐちゃになる自分を保つため、若様に近寄りたくなかったんだろう。 予定通りだ。 オレとの関係が卒業で変わるのを恐れているのに、そのオレをうらぎるような真似をした自分に嫌悪も感じている、というか、そうさせた。 でも、それはペットに若様を意識させることでもあった。 ペットはオレ以外に目を向けたこともなかったのだから。 確かにその手に感じた事実。 それはペットの中にちゃんとある。 大事なのはソコだ。 罪悪感からペットは今まで以上にオレに献身的になったし、言われたことは前以上に必死になった。 今ではオレの命令に従って這いつくばって、足の指を一本ずつ舐めて咥えてくれる。 これはこれで楽しいプレイだ。 セックス好きの肉には相応しいし。 罰するように抱かれるのも受け入れている。 まあ、そんな風に扱ってもペットはイキ狂うのだ。 セックスが大好きだから。 どんどん嫌いにはなる。 あと少しでサヨナラするから良いけど。 まあ、酷くした後のフォローも忘れてはいない。 さてさて、次の手を打たねばならない。 新しい可愛い、セックスに慣れてないペットを新たに手に入れる前に、このペットを若様に譲渡しないといけない。 心配そうに、どうやって声をかけようかとなやむ若様と、若様から必死で逃げ回るペットをみながらオレはタイミングを見計らっていた。 その日、昼休みにペットを抱き潰した。 何回も何回も中に出して、気を失ってもやり続けて。 関係がバレるのが嫌だからそんなことはしたことがなかったが、目的のためにそうした。 だが、中出しはなかなか出来なかったからこそ、楽しかったし、許しを乞うペットを許さないのも楽しかった。 気を失っても犯し続けるのも。 むしろ、もう喜ばない肉になってる方が個人的には好きだった。 そして、後ろの穴をポッカリあけて、ひくつきながら痙攣し、気を失っているペットをこっそりタオルケットに包んで医務室に運んだ。 医務室の養護教員は今日は休みだった。 オレに薬を盛られて体調不良だ。 推薦で希望大学が決まったペットのような生徒以外はまだ受験がある。 誰もが必死で追い上げ自習中で、ペットがいなくなったことにも気づいてないだろう。 明らかにセックスした後であるペットを医務室のベットの上に放置した。 そのままの姿で。 着ていた服は床に落として、そこで脱ぎ散らかされたかのように。 それから、若様の携帯に電話をいれる。 使い捨ての携帯電話だ。 良くないところから手に入れた。 空き時間で自分のオフィスにいた若様はその電話に出た。 出るだろう。 ずっとあの動画を送ってきた相手からの連絡を待っていただろうから。 「医務室に行ってみろ」 ボイスチェンジャーでそう言った。 そして何か言われる前に切った。 もう、医務室にはカメラは仕掛けてある。 録画もしてある。 オレは自習をしている生徒達の様子を見に行った。 ちょっと顔出しをしたら、部屋で若様の反応を見るとしよう。 犯されたばかりの、あのペットを前にして、若様がどうなるのかは、いくつかのパターンを推測していた。 さて、どの推測があたるかな?

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