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困っちゃうよね、み~~んな焼きもち妬きで

「何も悪いことをしていないのに、警察に疑われてはじめて四季の気持ちが分かった。犯人の一人がたまたま顔見知りで、それだけで犯人扱い。手引きしていないと言っても誰も信じてくれない。上手く言えないけど、四季、生きててくれてありがとう。きみの優しい心は闇夜を明るく照らす希望の光になる。だから、俺、信孝さんの会社で働くことに決めたんだ。俺で出来ることはなんでも手伝うから遠慮しないでどんどん言って」 「昴さん、ありがとう。その気持ちだけでも嬉しい」 ごぼんとわざとらしく咳払いする声が聞こえてきた。 「困っちゃうよね。兄さんも浩太郎も和真さんもみ~~んな焼きもち焼きで」 昴さんが鼻を啜りながらはにかむような笑顔を見せてくれた。

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