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夢にまで見た明るく賑やかな日々

お風呂から子どもたちの賑やかな声が聞こえていた。 「四季、円花と凛を頼む」 腰にタオルを巻いただけの格好で彼が現れたからビックリした。 「心春はめぐみちゃんと遥香ちゃんがお風呂に入れてくれるって。三人で仲良くテレビを見ているから心配ない。俺はまだ裸の付き合いが残っているから風呂に戻るな。円花、ちゃんとママの言うことを聞くんだぞ」 「和真さん、逆上せないでね」 「ありがとう。すぐに上がるから待ってて」 すぐまた行ってしまった。 二人いっぺんに渡されとりあえず逃げられ前に円花のほうを先に掴まえて着替えをさせようとしたら、プーッ!プーッ!と凛がおならを何回もしていた。 「ちょっと待って。円花逃げないで。ママ追い掛けられない」 凛に気を取られ、ハイハイで逃げ回る円花に手を焼いていたら、 「四季さん大丈夫?」 一太くんがひょっこり顔を出した。 「何か手伝う?」 「ありがとう一太くん」 一太くんは誰に頼まれたわけでもないのに、僕一人では大変だからと駆け付けてくれたみたいだった。 「まどかちゃん、女の子なんだからはだかぽんぽんでいちゃだめだよ」 円花を掴まえると、慣れた手付きであっという間に服を着せてくれて、 「凛ちゃんごはんタイムだから、お姉ちゃんって行こうね」 そのまま抱っこすると連れていってくれた。

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