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凛のご飯タイムは要注意?
「隣は賑やかですね」
「そうですね。子どもたちみんなヤスお兄ちゃんと弓削さんが好きだから」
太惺くんが体も拭かずびたびたに濡れたままお風呂から脱兎のごとく逃げてきたみたい。「なんでたいくんも裸なんだ」
ヤスお兄ちゃんの慌てたような声が聞こえてきて、
「たいくん、ちょっと待った」
普段は冷静沈着な弓削さんまで珍しく慌てていた。
「まさか寝込みを襲われるとはこれっぽっちも思わなかったでしょうね」
ぷぷっと橘さんが思い出し笑いを浮かべた。
「四季さんも油断大敵ですよ。特に凛ちゃんのごはんタイム。自分も欲しいと横から割り込んでくる不埒な輩にはくれぐれも気を付けて下さいね」
「どういう意味ですか?」
いまいち理解出来なくて首を傾げると、
「和真さんと遥琉はそっくりですからね。そのうち嫌でも分かるようになりますよ。四季さんも横になって、寝てください」
凛が寝たかと思ったら今度は円花が目を覚ました。ギャン泣きしてなかなか泣き止んでくれず。抱っこしてあやしていたら橘さんが様子を見に来てくれた。
「円花ちゃんを連れていきます。寝たら心春ちゃんの隣に寝かせておきますから」
橘さんが、ぱぱたんって行こうねと優しく話し掛けながら連れていってくれた。
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