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いかされた
甘い匂いに包まれて、オレの胸は優しく揉まれ、そして摘ままれる乳首から、触ってくる指からも甘さを教えられる。
膝にのせられ抱き抱えられているから、男の白い肌の熱さも知る
肌の温かさなんか知らなかった。
ふわふわのいきものの温かさだって初めてだった。
ペットを飼ったこともなかったし、ペットを触らせてくれる友達もいない、そしていつも怯えたような自分に近づく生きものなどいなかった。
いきものだけか自分に近づき温かさをくれ、そしてこの男から生まれて初めての肌の熱さを教えられていた。
でも。
気持ち良すぎて。
どうすればいいのか分からないのに、股間だけが熱くて、追い詰められていて。
「気持ち良いだろ?」
男の声は優しくて、嬉しそうだった。
優しいから優しすぎるから、もどかしさは募るけれど、優しいから拒否できない。
これは欲しかったモノだ。
存分に甘やかされていた。
気持ち良さだけを与えられ、優しさで焦がされて、溶かされて。
「ここはいいな、お前がこんなに喜ぶ」
コリコリ、コリコリと優しく乳首を扱くのを止めないで男は満足そうにいう。
本当はもう勃起して濡れているソコを何とかして欲しいのに、男はそれを知らないようだった。
甘く泣いてよろこぶから、乳首で優しくしてやろうと思っているのがわかった。
ペニスを弄ってなどと言えないし、自分で触るのも恥ずかしくて出来なくて、でも気持ち良くて辛くて、すすり泣く。
「足りないか?じゃあもっと優しくしよう」
男はそこを舐め始めた。
もう赤く熟した乳首を。
甘く優しく。
赤さだけはふわふわのいきものだった頃と同じ舌は指をよろんで吸っていた時のようにそこを舐めて吸った。
熱くて優しくて、なのに刮げるようで。
甘く深く追い詰められていく。
あふぅっ
ひうっ
上げるこえが少しずつ高くなっていく。
男の頭を胸に抱き込んでいた。
優しい舌がここにあるのが嬉しくて。
高い声をあげて、射精していた。
乳首だけで。
「ああ、おまえは本当に美味い」
男は舌なめずりした。
オレが出したモノを見てさらに。
優しいだけではないモノがそこにあり、オレは。
それに何故か期待していた
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