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第17話※
裸のまま抱き合いながら、たわいもない話をするなんてことが出来るとは思わなかった。
時折、鼻を擦り合わせ、リーラにキスを仕掛けてくる。くすぐったくて甘い気持ちが込み上がり、二人はくすくすと笑い合う。
「あいつらも来たかっただろうな」
「うーん。最初は行きたいって言ってたけど、侍女達に何か囁かれたら、途端にいってらっしゃいって言ってました」
「ハハッ、なんだろうな。楽しみだよな大きくなるのが」
「そうですけど…心配でもありますよ。最近は、いたずらもいっぱいするし」
ランディが左手でリーラの頭を撫でている。リーラはその手を捕まえた。
「左手の傷、跡が残りそうですか?」
「ん?どうだろな。気にしたことない」
この村で出来た傷だ。リーラの看病と薬草で手当をした左手だ。
リーラが左手の傷を撫でると、ランディの手に力が入った。
「…痛い?」声が掠れる。
「いや…痛くない」
そう言うと、ランディは覆いかぶさりキスを繰り返す。チュッ、チュッと啄むようなキスをする。少し前まで抱き合っていた二人の身体には簡単に火がつく。
「もう一度、リーラ…いいか」
「んんっ。はぁっ。やぁん…」
ランディに抱き上げられ膝の上に座った。
「俺に、もたれていろよ」
リーラはランディの首に腕を回し抱き締める。キスをしながらランディは二人のペニスをまとめて掴み扱き始める。
「やぁぁん…んんっ…」
声だけが上がってしまう。自分がこんな声を出すなんて恥ずかしいと思うが、止められない。
ランディの興奮が伝わる。リーラの首筋に音を立ててキスをしていた。部屋の中には、肌を合わせる音と激しいキスの音がする。
腰を押さえつけられ、大きな手で上下に激しく擦られた。リーラは振り落とされないように、ランディを抱き締め続けている。
「また…で、でちゃう…」
「ああ…リーラ…俺もだ」
「はぁんん…やぁぁ…だめぇ…」
二人同時に射精した。ランディの手から溢れた二人分の精子がシーツまで滴り落ちる。
服を着るタイミングを逃してしまった
二人は、朝まで身体を繋げては、キスをして、くすくすと笑い合い、話を続ける。
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