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4th Crime 28

 秘部に差し込んだ暁の指の動きが早くなる。指は二本に増やされ、押し広げるようにも動いた。出入りする度に大きくなる卑猥な音が暗い部屋中に響く。  志月の口の中を犯し続けていた暁が、その唇を離し耳元で囁くように聞いた。 「痛いか?」  志月が「ううん」と言って首を振る。  心の痛みに比べたら身体の痛みなど何でもない。それが暁の手で与えられるものなら尚更…。  それよりも大きな別の刺激が身体の奥から湧き上がってくる。 「…吸い付いてくる、お前の中」 「やだ…言わないで…恥ずかし…よ…」 「どうして?今の志月、すげえ綺麗だ」  自分を迎え入れようと志月の身体が反応していることに、暁は深い喜びを覚える。  最初から好きだった。  最初から特別だった。 「志月ごめん、ゴムねえんだ」 「…ん」  もうちゃんと思考できているかさえ謎のような、暁に与えられる快楽に溺れた志月の表情。その唇が「いいよ」と動いた。 「いらな…暁の全部、俺の中…残したい…から」  最初で最後かもしれないから。  愛しい人の全てを身体の中に閉じ込めてしまいたい。 「ばか…そんな事言われたら、言葉だけでイッちまいそうじゃん」  暁がぱんぱんに張り詰めた自分のものを一度握った。

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