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4th Crime 29

「これ、お前ん中入るけど…いいか?」  暁も息が上がっている。ゆっくり自身を扱きながら、少しだけ心配そうに志月の顔を見た。 「…好きだよ、暁」  志月からの答えに暁が目を細めて息を吐く。そして、柔らかくなった志月の敏感な場所に昂ぶる自身を押し当てた。そのままゆっくり腰を進める。 「っあああ…!」  圧迫感という快感が志月を襲った。最初はゆるゆると入り口を広げながら先端を押入れられる。二人の荒い息が部屋中に響いた。  獣のような幸せな行為。 「うぁっ…」  グッと暁が腰を進めた。ぐぷんと音を立てて奥まで入れられた瞬間に、志月の身体がまた大きく痙攣した。  暁が志月の腰を支えながら志月が落ち着くのを待つ。 「…白いの出てないけどイッた?」  ビクビク震えながら込み上げる快感が止まらない。奥まで迎え入れた暁のそれが、志月の内側の敏感な箇所を刺激し続ける。 「志月、イクの止まんねえな」  身体が小刻みに震えて暁を締め付ける収縮が治まらない。暁も耐えるように息を吐いた。 「志月もそんな気持ちよくなってくれてんだ」 「あ…んっ、暁のが…中で…脈打ってて…」  心から好きな人とするこの行為がこんなに気持ちいいなんて知らなかった。志月の目から涙が溢れる。暁が志月の目元に口付けた。 「お前の中も、脈打ってるよ志月」

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