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4th Crime 30

 暁の左手が志月の右手を握る。そして恋人つなぎのように指を絡ませると志月の顔の横に手を着き、右手は志月の左の太腿を持ち上げた。暁の目に、自分を呑み込む志月の秘部が顕に見える。 「志月…俺たち繋がってる」  暁の甘い声。 「志月のここ、俺のこともっと欲しいって動いてる」 「………っ」  恥ずかしさに志月は目を閉じたが、自分自身、暁が欲しくて欲しくてたまらなくなっている身体を感じている。  繋がっている。心も身体も。  これがセックス?  だとしたら、なんて卑猥で神聖な行為なんだろう。  ぼやける頭で志月が考える。  暁が志月の身体を小さく揺らすように前後に動き始めた。 「!」  今まで以上の快感が志月の身体を突き抜ける。擦られた場所が熱い。 「あ、あ、あっ!あんっ…」  奥深くに入っては入り口付近まで出され、また深く刺される。 「だ…め…暁!だめ、また…イッちゃう…、イッちゃうぅ!」  激しく腰を動かし始めた暁の熱を感じながら、また志月の身体が震える。  ぱちゅん、ぱちゅんと音を立てて暁の腰が志月の秘部へ打ち付けられる。暁は奥を抉る度に吸い付いてくる志月の内壁を感じ、愛おしそうに目を細める。 「何回でもイケよ…俺ので…イッてる顔見せて、志月」  射精せずに何度も身体に絶頂を感じる。  達している最中にも容赦無く擦られ続け、志月は息をするのもやっとの快感を受け続けた。

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