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4th Crime 31

 愛しさで身体がおかしくなったのだろうか? 「ああ!ああん!気持ち…い…暁…」  刺激が身体中を走り抜け、志月はもう声を止められなかった。 「志月、志月っ」  暁の押し付ける腰の速さが更に増す。ぐちゅぐちゅという音を立てて志月の中を掻き回す。 「ああ!ダメ…好き、暁…好き…!」  うわ言のように好きと繰り返す志月に自分の熱を押し付けながら、暁は汗と一緒に目からも滴を流す。 「志月っ…!」  暁の身体が震えて、大きく腰を打ち付ける。志月の中に熱いものが放たれた。 「んんんっ!」  暁の体液が自分の中を蹂躙するのを感じる。志月は腰からのけ反ると、自身も再び白い液体を散らした。  暁が自身の中から愛しさを全て吐き出し、ズルリと志月の窪みから繋がっていたものを抜く。まだパクパクと収縮を繰り返して動く志月の秘部と糸を引くように粘着質な液体が繋がっていた。 「あ…はぁ…んっ…」  志月の足の指が床を掻く。注がれた暁の生温かい体液が、今まで暁を飲み込んでいた秘部から溢れ出る快感に耐える。  愛おしくてたまらない。  言葉に出来ない。  二人は抱き合ったまま荒い息をする。  暁が汗で顔に張り付いた志月の髪をそっとすくった。  お互いに汗にまみれ、お互いに涙が溢れている。 「愛してるよ」  どちらが言った言葉だったのか。それともお互いの言葉だったのか。  深い深いキスをして、暁の匂いを身体中で感じた時、志月は意識を手放した。 ***

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