白は後ろからガラスに穿たれながら、乳首を弄られるのが気持ち良すぎた。 淫らな音を立てて、擦り上げられる。 肉襞はその気持ち良さを知っていて、きゅんとガラスのモノにしゃぶりついてしまう。 感じたらダメだと分かっているのに、白は身体をよじって叫んでしまう。 突き上げに合わせて、腰を揺らしてしまう。 すっかりガラスに教えこまれた身体はもっと気持ち良くなろうとする。 ああっ ふうっ イクっ イクっ もう中だけでイケる身体は、連続でイってしまうのだ。 感じたら怒られる、嫌われるとわかっているのに。 「そんなにいいか」 ガラスの声は平坦だ。 でもガラスは深くを抉り、強く突き上げ、たっぷりと腰を回してくる。 絡みつく襞を刮げるように。 中のガラスのソレは熱くて硬くて、ガラスがこの穴を欲しがっているのはわかっている。 マスター、嫌わないで 気持ち・・良く・・ない ないからぁ そう白は泣いたが、尖りきった乳首を強く潰され、穴の深い奥へと沈められた。 最奥が開かれ、そこがガラスのペニスの先端に何度も何度も吸い付いてしまう。 ひうっ あひぃ 白はガクガク震えてしまう。 イっている。 搾りとり、蠢きガラスを欲しがってしまう。 違うっ・・・違う あひぃっ 白はそれを否定する 否定するくせに、乳首を執拗に弄られると顎をあげてよだれをたらす。 ガラスの腰は止まらない。 ガラスは顔を嫌悪にゆがめ、でも、快楽に狂ってもいた。 「気持ち良いよ、白。でも、オレがお前を快楽のためだけに抱いてると思うか？」 ガラスは小柄な白を身体ごと揺すりあげた。 最奥のその場所で白はぐちゃぐちゃにされる。 気持ちの良い穴の全ての場所を擦りあげられ、奥まで開かれて。 気持ち良い良すぎて白は叫んでしまう。 限界まで広げられ、奥まで暴かれ、ぐちゃぐちゃにされるのが気持ちの好きて。 「こうやってぐちゃぐちゃにされるのが好きだろ？白・・・」 そう囁かれてしまう。 でも、白は泣く。 泣くのだ。 嫌わない・・で そう訴える。 白はそれが1番辛いのだ。 白はガラスを愛している。 なぜならそう作られたからだ。 酷くされることよりも何よりも、ガラスに嫌われることを恐れる。 「気持ち良いんだろ、これが」 執拗にガラスは白を揺すりあげながら白の耳もとで囁く。 違うっ ちがっ・・・ 否定しても白はイキ続けている。 イクのが止まらないのだ ひうっ ひぃっ はぁっ 壊れたようになってる白のペニスはもう勃起もしないでダラダラと射精している。 それでも白は叫ぶ 嫌われたくないのだ。 ガラスに。 気持ちよくないから よく、な ひいっ あひぃ 良くない 嫌わない、で ますたぁ！！ そんな白の中でガラスは果てる。 快感に狂う白に絞りとられて。 それは間違いなく、慣れない白を抱くよりも快感を得ている射精なのに、ガラスの中の苛立ちは頂点にもなる 「本当はクジャクの宝石が経験を積む前に殺してしまわなければならないが、こんなに淫らになったお前にたえられない。仕方ない」 ガラスはため息をついた。 まだ白の中に入ったままで。 次に起こることを知って、白は逃げ出そうとした。 何回されてもこれは嫌なのだ。 耐えられないのだ。 でも、ガラスは逃がさない。 「白。新しい綺麗なお前になろう」 ガラスは言った。 また白の中で動き始めながら。 動かれてしまうと、白の身体は感じてしまう。 そして、もう決まってしまったから、もう隠しても無駄だと分かってしまったから、さらに感じてしまう。 「良いんだよ、感じろ。キレイになるんだから好きなだけ」 ガラスの言葉は甘くすらあった。 「ほら、お前の大好きな乳首も沢山弄ってやる」 ガラスは今度は前から白の乳首を齧りながらゆっくり動き出した。 甘く齧られ、深くゆったり動かれて。 優しくすらある動きで、いつも酷くされている白にはそうされたならもう蕩けてしまうから。 白は泣いてしまって、感じてしまって。 ますたぁ 好きぃ 好きぃ そう叫んで感じる。 「ほら、良いって言ってごらん？」 優しく頬を撫でられるなんて、そんなのめったにないから。 優しくキスしながらゆったり腰を回されて。 白は狂ってしまう。 マスターに愛されることだけが白の望みだから。 マスターに優しくされたいのが白の望みだから。 マスターよいです いいです 好きぃ 愛してるぅ 白は泣いた。 優しくされて、イクのはとても良くて。 幸せで。 でも分かってて。 「オレも愛してるよ」 ガラスはそう言って、優しく白の中で達した。 白も泣きながらイク。 ガラスにしがみつきながら。 そして次の瞬間、ガラスは白の頭を拳で殴り潰した。 白の頭蓋骨は砕け散り、脳髄がとびちる。 頭が砕け、顎から下だけの姿になった白の死体を、飛び散った脳髄を浴びたガラスは、それでも揺すりあげ始めた。 脳が無くなって活動を停止したが、まだその身体は暖かくて気持ち良かったからだ。 さすがに反応はないが、ガラスは白を愛してるので構わない。 快楽だけで白を抱いているのなら、すっかり快楽を覚えて淫らになった白が1番良いのだ。 でも、愛してるので、そんな白は許さない。 頭を失いただの肉になった白でも、それでもクジャクは愛した。 中で擦り上げ、揺すり、達する。 頭の失った身体の首筋にキスをして。 それから、クジャクは部屋の隅にある巨大な水槽に白の肉体を投げ入れた。 泡立ち溶けていく。 明日にはドロドロになる。 トイレにでも流す。 そして、ベッドの上から美しい2つのオパールを拾い上げた。 砕けた頭蓋骨や脳髄の中から。 それは白の目だったものだ。 このオパールを砕かない限り【宝石】は何度も蘇る。 隣りの部屋に行き、そこにあるまた違う大きな水槽にオパールを沈めた。 透明な液の中でオパールが瞬いた。 数週間でこの中で白が新しくなって再生するのだ。 それまではつらくても白を待つ。 白以外は考えられなかった。 ガラスは白を愛してる。 だから白をつくったのだ。 「早く戻っておいで」 ガラスは優しく話しかける。 白の肉体がない時にはガラスは白にどこまでも優しいのだ。 白のために歌いさえする。 やさしく。 優しく。 透明な液体の中でオパールが静かに輝いていた。