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「いいんです、気にしないでください」
「……んむぅ」
「大丈夫です、スゲー気持ちいいですよ……真尋さんのなか」
なでていた手で、軽く頭を押さえられたと思ったら、
「ん、ふ……んんっ! んっ!」
ぐっと押されて喉の入り口に先があたる。
「ン、ぐ……はっ……ん、くっ……ん、んッ!」
それにむせる暇もなく、一気に口から抜かれて、また突き入れるように頭を押された。
それを、何度も繰り返す。
いつの間にか、両手で頭をつかまれているし……喉奥より先にいくんじゃないかと思うくらい強引だ。
ゴリゴリ、頬の裏にもこすりつけられて――まるで犯されているみたいで、ちょっと悲しくなるけど。
「……っ、真尋さん……すみません」
生理的な涙でぼやける視界に映る守屋は、本人が言うように……気持ちよさそうだから。
「もうすこしだけ……我慢して」
「ん……えぅ、っンく、ふぇ……んっ! んぅ……っ」
こらえてもまたのぼってくる嘔吐感に、歯を立てないようにくちびるをまるめて、頬をすぼめる。舌全体があたるようにしながら、守屋を待つ。
「……真尋さん、なかでいいの?」
「ん、んっ……だひて、なか……っ」
「マジ、反則ですからねそれ……」
そう言ってすぐ、守屋は小さく呻いた。俺の頭を抱えている手や指に力が入る。目の前にある腰も、びくっと何度かふるえた。
ドクドク吐き出されてくるねっとりした液を、まるめた舌で受けとめる。こぼさないように、ゆっくりくちびるを離した。
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