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「イヤなことばっかですね……お仕置きだから、仕方ないですけど」  俺の腰を跨いでいるせいで、真尋さんの粘膜は俺に都合良く開いている。たっぷり塗り込んだローションでよく滑るから、なかに指を3本入れていてもきつく感じない。  ローションのおかげなのか、いじられ過ぎてなのか、まあ判断がアヤしいところではある。 「あっ、ンぁ、あっ……も、ぉ……ほんとに、なん……でっ」  胸と粘膜から襲ってくる、連動するようでしない刺激にビクビク腰をふるわせて。あえぎっぱなしで閉じられないくちびるから、だらしなくヨダレが伝って落ちる。 「うそつき……っ」  瞳のふちにたまる涙が、さらに膨れた。 「なんで、イカせてくれないっ、んだよ……っ」  頼りなく腰を揺らしながら、それでも必死に俺をにらんでくる。  気持ちよさに流されそうなその顔は、俺に唾を呑ませるほど、痛々しくてかわいらしい。 「なに言ってんですか、さっきイカせてあげたでしょ?」  “おあずけ”だったのは、真尋さんもおなじだ。俺の知らないところでヌイていたらわからないが、たぶんそれはなかったんだろう。  動けない方、と答えたのは真尋さんだ。だから俺は縛りあげたワケだが……  あまり迷わずに“こっち”を選んだから、相当イキたかったんだろう。俺に口でしてくれていたのもあって、完勃だったし。  そういうところが、真尋さんだなと思う。俺に対する感度が良すぎる。  数日間とはいえ、刺激への耐性が弱くなっている身体は、胸といっしょに擦られたことで呆気なくイッた。 「もう2回も出したのに……まだ足りないの?」  で、間を置かずに胸と穴もいじくり倒して半強制的に搾り出した。  だから、いま真尋さんを苛んでいるのは3回目の射精感だ。 「お、まえの、せいだろっ……もっ……手ぇはなし、てっ」  放せと言われている手に力を込めると、 「ひっ、い!……――い、たっ……に、ぎらない、で……っ」  すぐさま苦痛に顔が歪む。 「んっ……い、たっ……ン、ぅ」  なのに、霞の向こうにいるような目をして涙をこぼす。痛いけど気持ちいい、と……そんな感じらしい。

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