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「でも……うそつきなのは真尋さんの方ですよ?」 「……なん、れ?」  いよいよ焦点もアヤしくなってきているが、真尋さんは訝しげな顔をする。俺は首を傾けて――たぶん“意地の悪い”なんだろうが――笑い返した。 「イキたいんじゃなくて……挿れたいんでしょ?」 「っ……それは――んんっ!」  指を引き抜くと、物足りなさからなのか腰が追いかけてくる。1時間もグリグリ突っ込まれていたら、そりゃさみしくもなる。  だから、かわりに俺のものをあてがう。ぐちゅっと、つなぎめからわかりやすくエロい音が聞こえた。  やっと与えられた、かたくて太いものに期待から顔を赤らめ、さらに涙で瞳を潤ませて、 「は、あっ……い、いれたい……っ」  真尋さんは欲求にせかされて腰を落としてくる。 「あっ、ン……これっ……はや、く……っ」  でも俺は支えてやらないから、逃げるようにすべる真尋さんのじれた粘膜は俺をのみ込めない。ただ割れ目を往復するだけで、すこしも入らない。 「ンっ、ぁ……いれ、てっ……誓っ……せ、いっ」  せつない追いかけっこに、もはや真尋さんは陥落寸前だ。  折れてあげるべきかなとも過るが、まだ俺のために理性がとけていく姿を見ていたい。 「ほら……うそつきは真尋さんだったでしょ?」 「あ、あっ……うそ、ついてない……っ」 「ダメですよ、欲張ったら。イクか挿れるか……どっちかにしないと」 「ん、ぅ……そんな、のずるい……っ」 「ずるいですよ?……“お仕置き”ですからね」  そんなやりとりのあいだも真尋さんはあきらめず、懸命に腰を揺らしつづけている。  いますぐにでも鷲掴んで挿れたいくらいなのに、縛られている手がそれを許さない。恨めしそうに自分の肩口を振り返って、あきらめる。すがるように俺を見つめてくる。 「どうしたいの?……真尋さん」

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