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仰け反っていく喉元を舐めあげて、ずっと無理やりに塞き止めていた親指から、力を抜いていく。
「あっ、ひ……だ、め……で、でちゃ、あぁっ……い、っぱい、でちゃうっ」
「……ちゃんと目ぇ開けて、 俺のこと見てて」
「ん、はい……っ」
ぎゅっと閉じていた目を素直に俺に向けるから、思わず背中を引き寄せる。
こつりと額をつけた、吐息が混じり合う近さで。じらしにじらしていた真尋さんの先端をはなした。
「あっ、でるっ、んンっ――ひっ! あっ!……はぁ、っう……ひぅ、んっ」
反ろうとする背中を我慢しながら、何度もふるえて。閉じかける目を必死にこらえて、俺を見つめながら。真尋さんはやっと、3回目の“お仕置き”から解放された。
「ほんとにスゲェ出ましたね……俺、ドロドロ」
「ん、ぅ……き、もちよく、て……ビックリした……」
「めっちゃ締めてくるから、俺も……よかったですよ」
まだ惚けている舌と唾液をからませながら、後ろの拘束をといて、そのまま押し倒す。
「……真尋さん、すみません。やつあたりして」
「……んぇ?」
「あと、もう加減とかできそうにないんで……それも先に、謝っておきますね」
「あ、えっ……」
いろいろと自業自得なのは十分わかっているが、1時間以上じれているのは俺だっておなじだ。
俺がしゃべったり舌を擦りあったりするたびに、真尋さんのぬるぬるした粘膜はイキたがっている俺の熱を締めつけてくるからいよいよ我慢の限界。
「もうじらしませんから……俺にもイカせて?」
膝裏をつかんで押し上げる。尻がシーツから浮くほど身体を半分にまるめられて、真尋さんは息をつめた。その苦しそうな表情は無視して、真上から腰をたたきつけた。
「あぁっ――はっ! ンぅっ、やあっ、あっ! なかっ……ふか、いっ」
「すぐだから、我慢して……っ」
「ひ、っ、あっ――ンッ……お、くぅっ……あたって、るっ」
いままで突いたことないような深さで、つながっているところが泡立つくらいに激しく出し入れされて、真尋さんは泣きながらあえぐ。
それにさらに俺は煽られるから、肌を打ちあう乾いた音と、ねばつく水音をさらに大きくさせる。
「んあっあっ!――ンんっ、にゃか……ぞくぞくッ、するっ、なかぁ……っ、にゃ、か……っ」
「……真尋さん、ネコみたいですね」
舌足らずの拗音連発で鳴いてる姿は笑えるほどかわいすぎて、イキかける。なんだこれ、真尋さんだろうか本当に。
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