「ン、あっ……もおっ、なかぁ……そんな、っしたら……っ」 「……かわいい、真尋さん……」 「ちょ、や……ンぅんっ」 「……すげぇ締まった」 「うぅっ、ば、か……だろっ、ン、あっ……グリグリすんなっ」 　凶悪に突き上げられているのに、一度焦らされている体は今度こそ解放されたくて、こらえられなくて。腰もからみついちゃってるなかも……甘くなりすぎてトロトロになってる…… 　容赦なく抉られて、でもねちっこくやさしく揺すられて。 「俺の真尋さん……」 「や、だって、も……あっ」 　意地悪くささやいてくる言葉とくちびるに甘やかされて。 「んっ……も、っ……だめ……む、りっ」 「……イキそう？」 　あえぐのなんか息するのなんか、忘れそうなくらい――冗談じゃなく死にそうなくらい……きもちいいから。 　こんな感覚、恥ずかしいけど。 「ん……とけ、ちゃいそう」 「……じゃあ、いっしょですね」 　――求められるって、しあわせすぎる。