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ロブロイ ③
「は、……あんた……エロ過ぎでしょっこんな、簡単に咥え込んで」
「ん……っ、引いたか?」
「……っ、むしろその逆ですよ……積極的なのは嫌いじゃない……でも……」
どさっとベッドに押し倒され、膝を抱え込まれていきなり激しく突き上げられる。
「僕は、組み敷かれるのは趣味じゃないんで」
逃れられないように抑えつけながら、奥を穿つ感覚に腰がビクビクと跳ねた。
「ぅあぁっ! はっ、あんっ……っまてっ、馴染むまで……ひあぁっ! あっ! ぁあっも、イクっ……あ、あああーっ!!」
「なんですか、もうイっちゃうなんて……まだまだこれからじゃないですかっ!」
限界まで張り詰めたソレを根元からきゅっと握られ、理人の身体がビクビクと跳ねた。
「あっ、あっ!やぁ……っ!激し、イク……っぁあ!」
激しい律動にガクガクと揺すられて視界が霞む。意識が飛びそうになるのを堪えて必死に相手に合わせて腰を動かした。
「いい子ですね。それじゃ、もっと気持ちよくしてあげましょう」
「ぇ……なに、コレ……ヤダ、ァあっ、イく、あっ! ぁあっ!出るっ!!あああっ!!」
ゴリッと奥の奥を突かれた時、頭が真っ白になり、何も考えられなくなった。
達した直後の強い締め付はあるものの、達した感覚が無い。
「ハハッ、ナカをきゅうきゅうに締め付けて……よだれ垂らして……可愛いな……。もっと虐めたくなる」
「なっ、まっ!さ、さっき俺はイったばかりで――」
「だって僕はまだ達してませんよ、自分だけ満足して終わりとか言わないですよね?」
「や、ぁあっ! すごゅ、待って! ぁあっ!イったばっか……ぁあっ!!!!イク、出るっ」
容赦なく再びピストンが開始され、急速に射精感が高まるものの、根元を抑えつけられているため、達することが出来ない。
(ヤバイ……こんなの初めてだ……)
身体の内側から何かせり上がってくるような感覚に襲われ、理人は無意識のうちにシーツを強く握りしめていた。
「いい声だ……堪らない……。あぁ、もう……っ」
「あ、あ……っら、め、また……っぁあ……っ、イッ――っいく、あ、ぁあっ、も、出したいッ、イきたいっ!ぁあっ」
絶頂を迎えそうになった刹那、理人は全身が痺れる様な快感を感じ思わず目を瞑る。首を振ってたしたいと訴えてみても、男は掴んだ根元を離してくれない。
「ごめんなさい、もう少しだけ……我慢して」
「い、いやだっ、離せっ、無理だッ――ひっ、あああっ、こんなの、おかしくなっちまう、ぁ、ぁあ! い、いやだッ! やめっ! 頼むっ! あああっ! はなっ、せぇッ! ああっ!でるっ!でるからッ!ああっ!―――ッッ!!!」
「っく……――ッ!!」
目の前がチカチカと点滅した直後、頭の中で白い火花が散り、目の前の男を掻き抱いて理人は絶頂を迎えた。
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