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第4話

部屋に通され、モデルルームか、てな室内に再び立ち尽くしている俺。 紳士は冷蔵庫から飲み物を取り出し、テーブルに並べ、購入したDVDをセットし始めた。 と、そこまでだった。 「じゃ、先にシャワー浴びるから、寛いでて。それ見ながらさっきのバイブでオナッてても構わないから」 かあっ、と羞恥で顔が熱くなりつつ、テーブルへと向かい、座り、大画面で垂れ流しのゲイビに目を向ける。 ....最初の演技は飛ばしたいなあ、と、リモコンを探し、フェラシーンから再スタート。 こんな大画面でゲイビ鑑賞とは...迫力ある。 「....やべ、勃起した」 次第にケツが疼き出し....何処からとも無く、シャワーの音がする。 紳士に言われた通り、バイブ、突っ込みたいな...突っ込んじゃおうかな....。 帰宅したら、速攻、試すつもりだったし。 でも。 「....初対面の人にアナニー見せる、て、なんだかな...」 やっぱり恥ずかしい....。 テーブルの上のビールを空けてグイグイ飲んだ。 「大丈夫?」 振り返ると、腰にタオルを巻いた紳士が立っていて、俺を見て、微かに口角が上がっている。 「え、あ、はい...て、何がですか?」 「いや、腰クネクネさせながら、ゲイビ見て、ビール飲んでるから。君もシャワーを浴びて来るといい」 浴室を案内され、タオルを渡された。 「あ、そうだ。浴室で抜かないでね?」 見抜かれてた。 一応、自宅でシャワーは済んでるけど、これまた広くて清潔感のある浴室でシャワーを浴び、部屋へ戻る。 大画面のゲイビを見ながら、腰に巻いていたタオルは無く、全裸で正面のソファに座り、片手にはビール、もう片手で勃起を扱く紳士の姿に、シャワーを浴びて、一旦、静まった股間が、再びタオル越しに元気になった。 ....デカい。そして、エロい。 思わず、生唾を飲んだ。 「ああ、浴びて来たかい、おいで」 隣に促されて、おずおずと隣に座ると、腰に巻いていたタオルは剥がされた。 「そうそう、今日、オナホールを買おうと思ってたんだが、これ、てのが無くってね」 「オナホール、ですか?」 きょとん、とした俺の肩に手を回し、紳士が微笑んだ。 「さ、行こうか」 いきなり、紳士は俺を横抱きに抱えて持ち運び始め、体が宙に浮いた。 咄嗟のことに言葉が浮かばず、胸板が厚く、男らしさの塊のような彼の腕の中、あっという間に寝室へと運ばれた。

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