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第5話
170あるし、体重だって60近くあるのに、紳士は平然と俺を抱え、寝室へ入ると勢いよくだだっ広い、キングサイズ並のベッドに投げ出した。
すっぽんぽんなのに、俺はただただ唖然として紳士を見つめるのみ。
一緒にゲイビ鑑賞、じゃなかったっけ....
「えーと、名前は....」
「あ、よし...」
「ああ、オナホールに名前は要らないか」
「え」
吉川弘樹です、と名乗ろうとして遮られ、呆然とする。
「....オナホール?」
「えーと、ローションは何処だっけかな、まあ、オナホールが買ったローションを使うとするか」
....待って。
俺、オナホール?
一旦、寝室を出た紳士は、俺が帰宅したら早速!
と夢見心地で胸に抱いていた紙袋を持って来た。
バイブが箱から取り出され、紳士の手の中で暴れてる。
「....オナホールにバイブ突っ込む、て聞いた事ないよなあ。とりあえず、オナホールを試してみるか」
いきなり、両足を抱えられ、ローションで濡れた指が挿入されたかと思いきや、すぐに激しく出し入れが始まって....
「や....あ....っ」
「高性能なオナホールだな、喘ぎ声まで漏らすのか」
その声に腰がきゅん、となる。
「おっ、中が締まったな、卑猥な言葉が好きなドMなオナホかあ」
二本の指でぐちゃぐちゃに掻き回され、悶絶、そして、早々とイった。
「射精までするとはなあ、オナホも進化したもんだ、じゃ、早速」
ぐ、と硬い...紳士の勃起がオナホールと化した穴をこじ開けていく。
「で、デカい....」
洋介のちんこでは味わうことの無かった最奥までのめり込んで来て、だらしなく、口を半開きにしたまま、シーツを握り締めた。
「あー!めっちゃ気持ちいいな、このオナホ。たまんねー!」
ガンガン、パンパン肌を激しく叩きつけながら、腰を使われ、顎を上げて、喘ぎまくった。
「あっ...あ、気持ちい....!」
「喘ぎ声もいいな!こんないいオナホ、タダで手に入れられて、ラッキーだわ、俺」
オナホと言われる度にもう...体も脳内もヤバい。
「もう....気持ち良すぎるー!」
またイった。
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