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第119話
「アッ!アッ!アッ!」
おんなじように、何回もナカを擦られる。挿れられたときは痛いだけだったのに、抜かれるときの摩擦と、奥を突かれてるときの感覚は、確実に痛みだけじゃなくなってきている。
昂平に突かれるたびに俺の咽喉からは自分でもびっくりするような甘い喘ぎが漏れてくる。
「理音っ!理音っ!平気かっ!?」
昂平は心配してるようなことを言いながらも、俺の腰を掴んで激しい抽出を繰り返すのを止めない。
「んやっ、アッ、アッ!へーきじゃないぃっ!」
涙と涎を垂らしながら俺は喘いで、泣き叫んだ。平気じゃない。気持ちよくて、平気なんかじゃいられない。
「悪い、気持ちよすぎて腰が止まらないっ……!」
いつの間にか昂平が俺の真上に来ていて、正常位で奥を突かれていた。
「こーへっ……やぁ、止めないで!アアッ!そこぉ!」
「理音っイイか!?俺のチンコ気持ちいいのかっ!?」
「きもちいっ!こーへいのチンコ、俺のナカをガンガンって突いてて、きもちいぃっ!!」
そう素直に叫んだら、昂平の腰使いがまた激しくなった。内側を擦られる刺激に加えて、前立腺にも昂平のチンコがダイレクトに当たっていてすごく気持ちいい。おまけに、昂平は俺のチンコも同時に擦り始めた。
「理音、お前滅茶苦茶エロいッ……!」
え?俺ってエロいの?そういや痛いの、どこいっちゃったんだろう……
グチュグチュという性器が擦れあう卑猥な水音に、耳も同時に犯されてるみたいだ。奥のほうをグリグリされて、前立腺もガンガン突かれて、チンコも擦られてて、もうどこもかしこも感じすぎておかしくなりそう。
「あーっあーっ!ダメ、だめ、ちょっと待って……!」
「待てるか!!理音っ!理音!理音!」
「あーっ!いく!こーへい、いっちゃうぅ!」
いつの間にか、ガッツンガッツンと一切の遠慮なしにナカを穿かれている。激しすぎて、目の前がチカチカする。
「イけっ!理音、イけッッ!!俺もイクからッ……!!」
「やっぁ!あんっ!こーへ、昂平っ!イクイク……あっ、あっアアアーッ……!!」
三度目の射精をして、俺は意識を手放した。
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