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改淫な贈り物 10 ※乳首開発、小スカ

理性が失いそうになっている葵人の胸の貞操帯を、碧人が手にかけた。 何を、と思っていたその瞬間。 肌がすーっと、外気に直接触れる感覚があった。 兄の不意打ちに面食らったものの、あの貞操帯が外されたらしい、これでようやく、乳首に触れることが出来る──とはならず、またもや急に、乳首に貼られていた物を剥がされ、声を上げ、身体を強く震わせる。 「そんなにも、感じているの? やらしい子……」 「だ、って……あっんッ!」 聞く耳は持たないと言わんばかりに、もう片方のも思いきり剥がしたことで、嬌声を上げてしまった。 「軟膏よりも、過剰に反応するのは当たり前ではあるか。針が付いている物だったし」 ほら、と裏側を見せてくる。 たしかに真ん中辺りに小さな突起物が見えた。 けれども、異様に長く見えたようにも見えた。のは、意識が朦朧としているせいなのだろうか。 と、兄が葵人の心を読んだかのようにこう言った。 「普通ならば、一mm程度の長さなのだけど、もっと過敏になって欲しくて、三mmに改造してあるんだ」 「は……ぇ……」 やや楽しそうに言う碧人の言葉に、自分の耳を疑った。 それでは、行為を及んだ時の興奮で、乳首が反応してしまった時に、過剰に反応してしまうし、そのような物を一週間も貼られていたと思うと、恐ろしく思えてしまった。 「そんなんじゃ、これからやることに、耐えられないんじゃないの……?」 「……はぁ……っ、は……──っ!」 半開きとなっていた口に布のような物を突っ込まれ、それを咄嗟に吐き出そうとするが、解かれていた帯で縛られ、吐き出されなくなってしまった。 「勝手に吐き出そうとしたでしょ」 「んーーっ!」 「ほら、こんなにも痛いのだから、噛んでなきゃダメでしょ」 「ん、ふーーっ!」 突如として訪れた両乳首の激しい痛みに、足が完全に力が入らなくなり、だが、縛られているせいで半ば宙吊りのような状態に、中心部からちょろちょろと、しまりのない蛇口のように黄色い液体が流れていた。 「あーあ、出しちゃって……そんなにも、僕からの贈り物が嬉しかった?」 「ふー……っ! ん……っ」 力なく、だが、否定的に首を横に振った。 だけれども、何を勘違いしているのか、「照れなくてもいいのに」と碧人は微笑みかけながら、頬を撫でてきた。 「育てに育てた敏感な乳首を、ずーっと感じさせてあげるために、桜のピアスを付けたのだから」

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