つぷ、と棒の先端が先端部に挿入(はい)り込んでいき、尿道に通っていく様に、腰辺りがぞわぞわとする。 「んっ……ふ……っ、い……っ！」 挿入(はい)っていくうちに、短くて、引っ張られているらしい、乳首がよりビリビリと痛み出している。 いくら葵人がこの程度の痛みは、快感の一種で平気であっても、前述述べたように、鎖の輪っかに繋がれたピアスごと引きちぎられる痛みにはきっと、耐えられないので、身動き出来る範囲のギリギリまで前屈みをする。 「葵。出来たよ」 いつの間にか、息を詰めていたらしい、そう言われた時、息を整えながらも見下ろしたが、目を疑った。 先端部から伸びた鎖。やはり元々が短いせいか、中心部も引っ張られているのだが、反応しているようで、先端部が天井に向かって、上に向いていた。 まだこの器官は、生きているようだった。 「いつもバイブを:挿入（い)れてあげているのに、ココは物足りなかったのかな？ ビクビクしてる……」 「あっ！ ……んっ……」 先端部の棒の頭部分を指で押し付けてきたせいで、連動している乳首が引っ張られる形となり、ビクッビクッと身体が震える。 「ほら、葵。これでムズムズ感はなくなったでしょう……？」 「あっ！ あっ、んっ！ ふ……っ！ きも、ち……いっ」 「そうだよね。だって、後ろがこんなにも濡れているのだから」 「あ……っ！」 先端部を触っていた手を、足の間を縫い、後孔に指を挿入(い)れてきたことによって、大きく身体を震わせる。 その反動で、少々大きい胸が揺れたきっかけで、鎖で繋がれた三点も強く反応する。 「ん、ふー……っ、ふーっ」 「後ろも慰めてあげないとね」 ぬぷ……と抜いて、興奮した証の濡れた指を、葵人の口で綺麗にした後、柱から外され、腰を抜かした葵人を、下半身を露出していた碧人は、背後から両膝裏を持ち上げると、そのまま下ろされる。 「あぁっっ！！」 突然の貫かれる衝撃に、葵人は仰け反った。だが、同時に三点の責めも押し寄せ、その痛気持ちいい衝撃から逃れようと、前のめりとなった。 「……ぁ、は……ぁ、ふぅ、ん……」 「このまま食事にしようか」 「そ、……は……あぅっんっ！」 「いいよね、葵？」 「んぅ！ んっ！ んあっ！」 耳に口を近づけながらも、腰をゆるゆると動かし、しかし、自身の全体重のせいもあり、碧人のがイイところに常に当たり、身悶える。 こんな状態で食事をまともに摂れる気がしない。