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第2話
「おーいおーい!!起きてください!!」
「まだ寝るぅ、、zzz
ってへ?誰!?、???」
「おはようございまーす!!
護衛の片山です!学校の時間やばいんでとりあえず起きましょう叶斗さん!」
えっはい。勢いに流されて俺はリビングへといった。ほんとに護衛いるんだ。この片山って人うるさっ。てか学校だるっ。護衛巻いて、いつものメンバーと遊ぼ。
「おはようございます叶斗。
学校はちゃんと行ってくださいね。
まぁ行かないのならお仕置きですのでお忘れなく。私は時間ですので行きますね。ではまた。」
「いってらっしゃいませ会長。
とりあえず朝ごはん食べましょうか。あと携帯貸してもらっていいすか?あと30分ででないと間に合いませんよね。車で送って行くんで急ぎましょう!!」
「携帯はこれだけど」
「連絡先を入れときたいんで。帰りも迎えに行くんで学校終わった連絡お願いしますね。よろしくっす。」
学校になど行くつもりはないが、とりあえず従い朝ごはんを食べ準備は済ませた。朝ご飯は豪華マジでうまくて、感動した。金持ちってすげぇよ。ほんとに、
結局車で学校まで送られた。マジで清美なにもんだよあいつ。そんなすげぇやつなのかな。
そして俺は学校に一度入り、車が去ったことを確認して、いつものメンバーに連絡した。みんなゲーセンにいるみたいだから、俺もそこに向かった。
「うぃーーーす」
「よう!やっときたか叶斗」
1番に声かけてきたこいつが涼介だ。涼介はアホだが、俺がいじめられてた時支えてくれたいいやつだ。涼介が1番喧嘩は強い。
「うっせーんだけど涼介。よっかなとー」
口は悪いが本当は優しい絢だ。顔はそこそこ可愛いが1番最初に酒を飲んでみようと提案したのは絢だ。
「おぉーかなとじゃーん。おはよー」
ほのぼのしてるように見えるのは悠。女みたいって言われるとキレ出すから注意が必要だ。
怒ったら涼介くらいか、もしかするとそれ以上に強い。
こんなメンバーと俺はいつもいる。みんな誰かがやられた時しかに喧嘩はしないし、荒れてた俺をメンバーにしてくれたいい奴らだ。
このあとはファーストフード店に行ったらぶらぶらし、酒を一本ほど飲み遊んでいた。だが俺はこの状況のヤバさにまだ気付いてない。
11時くらいに解散して家に帰る戻ろうと歩き出したが俺は家の場所が分からないことに気づいた。やばいやらかした。そうだ帰りは片山に電話しろって言われてた。連絡先追加したって朝言ってたよな。やばいこれは。片山、清美から不在着信が、、、とりあえず片山に電話しよう。プルルル
「もしもし!!どこにいるんすか叶斗さん」
「えぇーっと、学校の近くのゲーセンの前に、、、」
「今すぐ迎えに行くのでそこにいてください。」
「うっ、はい。」
最後の一言清美じゃん。やばいぞこれは、あいつ昨日お仕置きとか言ってたよな。お仕置きってなんだ。ご飯抜きとか、殴られるとかか。
だりぃな。逃げるか、いや見つかったら1番だるい。かといってここで大人しく待ってるのも嫌だ。かっこわりぃじゃん。
よし、逃げよう。トン
「どこに行くんですか?」
「うわぁぁぁぁっ」
「言いたいことはたくさんあるのですが、とりあえずうちに帰りましょう。帰ってからは御覚悟を。」
そして俺は強制的に車に乗らされ、うちに着いた。
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