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第8話
うわっ、きたじゃん。みんな泣かされてるし、もうやだ。みんなは喧嘩だけじゃん、俺勉強からも逃げてるし、あんなに喧嘩するなって言われてたしなぁ。
「最後叶斗ですね。叶斗は皆さんより少し時間がかかると思いますので、ご飯の準備をして待っていてください。河原と、水谷も呼んでおいてください。滝本頼みます。では行きましょう。」
俺の部屋に行くとさっそくズボンと、下着を下ろして膝の上にって言われた。前回で俺は学習したから、めっちゃくちゃ嫌だったけど自分で膝の上まで行った。
「あんなにも喧嘩してはいけないと言っていたのにどうして喧嘩なんてしたのですか?勉強から逃げているだけでお仕置き案件なのに、馬鹿なのですか?」
「ばっばか?うぅっごっ、ごめんなさい。」
あぁ、自分から謝って膝の上とかかっこわるっ。けど俺はそれどころじゃないんだ。ビビってるのもカッコ悪いのも分かってるけど、ダサいよな。
「ごめんなさいと先に謝れたのはいいことですが、喧嘩した分は皆さんと同じ30回、喧嘩しないという約束を破った分で30回、勉強をサボった分で、20回ですね。」
うわっ多い、現行犯だから言い逃れできないし、最悪。みんなお仕置きされてるから俺だけ逃げるとか出来ないし。
バッチーンバッチーンバッチーンバッチーン
なんか前より痛い、!清美キレてる、?
いや声のトーンとかは、前と一緒だったよな。
無表情でキレてるってこと?怖っ。
バチンバチンバチンバチンバチンバチンバチン
やばっもう泣きそう…痛い。
バチンバチンバチンバチンバチンバチンバチン
バチンバチンバチンバチンバチンバチンバチン
バチンバチンバチンバチンバチンバチンバチン
「うっ痛いのぉ、もうやらぁ!」
「あんなにも喧嘩はしてはいけないと言っていたのに約束を破る上に勉強するって言っていたのを逃げましたよね。しっかり反省してください。」
バチンバチンバチンバチンバチンバチンバチン
バチンバチンバチンバチンバチンバチンバチン
「いたぁい!!もうやらぁの!ゆるひぃてぇ」
「お仕置きなので痛くて、当たり前です。」
「もう反省したぁ、だからぺんぺんやらぁ」
バチンバチンバチンバチンバチンバチンバチン
バチンバチンバチンバチンバチンバチンバチン
バチンバチンバチンバチン
「ふうぅ、後3回ですね。私の言ったことを復唱してください。明日からは、きちんと勉強します。」
バッチーン
「あじたぁからは、きちんとべんぎょうしぃまずぐすっ」
「喧嘩なんてしません。」
バッチーン
「けんかぁなんてぇしまぜぇん。」
「約束は守ります。」
バッチーン
「やくぞくぅは、まもりまずっ。うっわぁーん、ぐすっ」
「いい子ですね。次喧嘩なんてしたら100叩きは、覚悟しておいてくださいね(にこっ)では、リビングに戻りましょう。お腹空いたでしょう。ご飯の準備が整っているはずです。」
戻ると、みんなが準備してくれてて相変わらず豪華なご飯が並べられていた。あと、清美の幼馴染を勢揃いしていた。
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