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第381話 卒業旅行14 菊池先輩と屋内
玲二
エッチな奴だと思われたかもしれない。
ひかれちゃったかな?
初めて先輩とお風呂に入って、それが温泉でしかも二人きりでだなんて嬉しすぎる。
菊池先輩のたくましい身体をチラチラみてドキドキしてしまう僕っておかしいのかな。
広い背中は引き締まっていてカッコいいし、本当は飛びつきたいくらいに先輩が欲しい。
だけど全裸で飛びついちゃうとか変態さんだと思われたら嫌だから我慢した。
菊池先輩のふわふわした黒髪は濡れて後ろに流していて嫉妬してしまうくらいイイ男だしなんだろう凄く色っぽい。
先輩みたいな男性に慣れたらいいのにって思う。
先輩が僕を引き寄せて膝の上に乗せて抱きしまてくれた。
驚いたけれど僕の細い腕とは違う逞しい腕に抱きしめられると、胸が幸せで一杯になった。
はあああやっぱり好きッ!!
お尻に当たる先輩のモノに意識がどうしてもいってしまうけれど、でも嬉しくてあったかくて気持ちが緩んでいくのがわかった。
全身から力が抜けていくけれど、そんな中でも欲張りな自分が我儘に主張する。
触って欲しい……お腹じゃなくてもっと僕が感じられるところを先輩に触れてもらいたい。
触ってもらい尖った自分の乳首は気持ちよさそうにピンとして敏感になっていた。
「屋内……こんなところでこんなことになってるけど、どうするの」
「あ」
急に胸ではなく、自分の下半身に触られて身体がビクリと震えてしまった。
優しく触れられる程度だけど少し変化している自分のモノが視界に入って恥ずかしい。
「あはは、可愛い~ここでしちゃったら大変だからちゃんと我慢するんだよ?」
「は、はい!勿論我慢します」
我慢すると言っているそばから先輩の指先が先をツンツンしたり撫でたりと意地悪をしてくるから、あっという間に僕のあそこは変化して湯船の中で元気になってしまった。
「せ!先輩ーー!」
「あはは悪い。ついつい可愛くて触っちゃったよ。我慢我慢」
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