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第385話 卒業旅行18 霧緒と詩*

霧緒 さっき露天風呂で詩が、腹ぼよぼよのおっさんに犯されるというおかしな妄想をしてしまったせいか、詩の身体が汚されてしまったような気がしてならなかった。 備え付けてある石鹸を丁寧に泡立てて洗ってやる。 売店でもオススメのポップ付きで販売されていた石鹸だから成分的には悪くないモノだろう……泡立ちもよいので詩の肌に滑らかに吸い付き洗い心地が良い。 詩の身体を洗うのは好きなのでなんのストレスもないけれど、頭の片隅にはあのおっさんがいてどうしてもちらつく。 詩は俺のだしっ! 詩をヘロヘロに感じさせることができるのは俺しかいない! ぼよぼよのおっさんはひっこんでろっ! という馬鹿馬鹿しい対抗心から洗い方がエロくなってしまうのは仕方がなかった。 こうなってしまったら詩が嫌がるだろう下半身にも触れたくて仕方がない。 てめぇには指一本も触らせないし見せないし! 我ながら実在しないおっさんにキレ気味なのは滑稽だなと思うけど、止まらなかった。 ふにゃふにゃした詩のモノをいとおしく泡で包んで洗ってやれば可愛らしく形を変えていく。 久しぶりだったせいもあってすぐに身体を震わせてイってしまっい、ハヒハヒと荒く呼吸する姿は可愛いったらない。 形のいい尻と細い背中を眺めながら、自分の硬くなったモノを腰を使い出し入れし擦ればもうたまらない。 締まる内部は俺のを離すまいと絡みついてきてすぐに持って行かれそうになる。 これからの事を考えると、詩の身体にあまり負担をかけたくない思いもあり素直に快楽に従った。 身体を綺麗にシャワーで流し湯船に浸かった。 窓からは緑豊かな景色が見渡せるが、日が沈んでほとんどが宵に包まれ始め、所々ライトアップしはじめている。 「あひゃー!気持ちイイですなぁ」 「そうだな」 想像通り湯船に浸かった詩の身体は綺麗で艶々としている。 太ももの内側を撫でるとなんだよ!って顔で睨まれるけれど、ずっと見つめていると顔が赤くなり瞳がキョドりはじめるのが面白い。 先ほど急にイタしたセックスに対する抗議なのか、口はやっぱりツンと尖ったままだ。 そういう顔が煽るんだって!と思いつつ眺めていると、口を尖らせたまま俺に近づいてきて、ハムっと可愛いキスをしてくるからたまらない。 チャプンと湯船の水面が音を立て、優しく波打つ…… そのまま湯船の中で抱きしめ合い、濃厚なキスを時間が許すまで堪能し合った。

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