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第386話 卒業旅行19 女二人旅

「も、萌ちゃん……」 「百合さん」 「今の見た?」 「はい……み、見ました」 「さっきの子達じゃない?今貸し切り風呂から入れ違いに出てきたの……」 「はい、クールな子とほんわかした感じの子でした!」 「ゆ、浴衣姿……ゆ、湯上りで凄かったわね。クールな子、色っぽいっていうかエロいって言うか……」 「はい!もう一人の子は頬っぺた赤くてホッカホカのぷりぷりゆで卵っていう感じでした!髪の毛ぼさぼさなところがまた可愛かったです!」 「な、何か貸し切り風呂予約いれたけど、今の時間私たちで合ってるわよね?入っていいのよねここ!!!」 「はい!!入ってよしですよ!正々堂々と百合さん参りましょうっ!」 「きゃー!お邪魔しまーす!」 「今さっきまであの子達が入っていたかと思うと、ヤバいくらい心が乱れてきますね!とっても興奮しちゃいます!」 「ちょっとー!ここで二人で入ってたの!?絶対シタでしょう!絶対ヤッたでしょう!!こんな個室で……本当……なんてイケナイ子たち」 「わー!いい雰囲気のお風呂じゃないですかー!脱がしっことかしたのかなぁ」 「いやー!してて欲しい!!既にここ、脱衣所から始まってるのよね!キスとかしながら抱き合いながら……おい、そんなくっついてきたら脱がせることできないだろ……やだぁもっとしたい!仕方ないなぁ卵」 「……卵?」 「あの背の低い子が卵。で、もう一人はクールくんよ」 「あ!なるほど!」 「まぁクールくんがタチなのは一目瞭然だし。卵くんのあのほわほわ加減はたまらんと思うのよ。く……このシャワーすらエロく見えてくるわ……」 「腐った妄想とまらないですねー!楽しくてとまりません。他の二人の子達も別で入ったんですよねきっと。きゃー!可愛い!」 「あ、こっちがシャンプーこっちがリンスね」 「はい、間違えないで下さい」 「ホモが入ったお風呂に入れるなんて何て贅沢なのー」 「ホモかどうかはわかりませんが、あの子たちのおかげで確実に今回の旅のテンションがヤバいです!狂ってます!」 「最高の旅なんじゃないの萌ちゃん?」 「はいっ!!」

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