424 / 506

第424話

「あっれ~~。こんなはずじゃ……」 朝起きると、いつもより身体がダルく、首筋がざわざわし嫌な予感がした。 熱を測ってみると、37度7分で頭痛もする。 ……うあーマジかー風邪か?インフル? まさか本当に風邪引くなんて考えてなかったから、暫く体温計とにらめっこしてしまった。 後輩に大丈夫大丈夫と言った手前、いつものように学校に行きたいけど、身体は余り大丈夫ではないみたい。 微熱なら誤魔化して登校するけど、しっかり発熱していて少し寒気もする。 まだ熱は上がるかもしれないと思うと、病院に受診して今日は学校を休んだ方が良いよなぁ。 とりあえず、ばあちゃんに体調のことを伝えて学校に連絡してもらう。食べれるだけ食べて、万が一風邪を移したら大変だから、マスクをしてベッドに横になった。 スマホで玲二に連絡して、仲島にも休むことを伝えた。 当然霧緒にも…… 大学生の我が彼氏くんは、毎日忙しそうにしていて、なかなか二人で会えていない。 短期の予定で始めたカフェのバイトも継続しているし、家には霧緒のお母さんの友子もイギリスから帰ってきているので、何となく以前のように遊びに行けなくなっていた。 友子さんは気にしないでって言ってくれてるけど、もう家のあんなとここんなとこでイチャイチャ出来ない。 思い返してみると、キッチンとかリビングとかでもエッチなことしてたから、友子さんごめんなさいって気持ちになってしまう。 友子さんも帰って来たし、霧緒も俺も新しい生活がスタートしたのもあり、俺達の関係も少し落ち着いたようだ。 な、なーんちって。落ち着いたようだ。って言ってみるけど、そんなことは全然ない。 ちょっと大人ぶって余裕ある感じに言ってみただけだよー! 落ち着くわけないじゃん。 全然……会いたいし構って欲しいし。毎日ぎゅっぎゅって抱きしめて欲しいってのが本音。 メッセージを送ると直ぐに返事が帰ってきた。 『ちゃんと寝てろ』 Miyanouti はーい、してますよ~。 その短い一言にニヨニヨし、もそりと寝返りをうつと、ズキズキと頭が痛んだ。

ともだちにシェアしよう!